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【DNA】自分の体質と疾患リスクを調べてみた

  
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【DNA】自分の体質と疾患リスクを調べてみた

遺伝子検査シリーズ(?)第2弾🧬

前回は私のハプログループを調べましたが、今回は肉体にフォーカスしちゃうよ。

今回調べたのは自身の体質と、様々な疾患リスクについて。あくまでも自分の遺伝子の”傾向”を見るわけであって、現在の身体の状況を診断したわけではないですからね。

今回のデータはウン百種類という数のカテゴリに及ぶので面白そうな一部の項目にだけ触れてます。

体質

体格、各ボディパーツ、血液、免疫、骨、皮膚、筋肉、栄養素、能力、行動、志向性、その他諸々、めっちゃ多岐に渡る遺伝子がわかりました。

まずは飲酒量について。これは多い傾向でした。日常的に多飲ということはないですが、アルコールは大好きだし飲むときはめっちゃ飲むので心当たりはあります。これはアセトアルデヒド(吸収されたアルコールが変換されて出来るやつ)の解毒能力に由来します。
他にもワイン好き度がわかりました。私は標準でしたが、そんなものまでわかるんですね。

飲酒量以外の志向性で強い傾向が見られたのは、甘いものの摂取傾向と買いだめしやすい傾向。甘いものは普通に好き。買いだめはどうだろ…。積みまくってる本やゲームは相当数ありますが(笑)。
あとついでに歯ぎしりしやすい傾向が強かったです。子供の頃はよく歯ぎしりしてた気がする。

睡眠時間にも遺伝子の傾向が表れるようです。私は標準でした。短時間の傾向がある方はいわゆるショートスリーパーってやつでしょうか。羨ましいですね。眠たくて眠たくてしょうがないよ毎日。

次は能力を見ていきましょう。旨味の感じやすさや痛みの感じやすさなど詳細な能力がわかりました。中でも匂いの感じやすさの分類が凄くて、チーズや麦や花や果実など、そんなもんまで傾向が生じるのかと驚きました。人間の嗅覚センサーは約400種類あり、センサー同士の組み合わせで数十万種類の匂いを嗅ぎ取れるとのこと。鬼滅の刃の炭治郎くんはこの能力がMAXなんだね。

運動能力や記憶力、情報処理、音程なども判明。私は情報処理のSimple reation time testがとくに速い傾向でした。これはシンプルな情報に対する処理速度と正確性を評価するやつです。情報処理関係は他にも多々あり、図形や数字の処理、与えられたタスクを適切にこなせるか、よそ見せずにタスクをこなせるか等も分かります。
人によって向き不向きがあるとはよく言われますが、こういうのって仕事面のみならずゲームジャンルの得手不得手にも関係あるのかもしれませんね。

当然ながら体型、体格、骨、皮膚、ボディパーツも遺伝に左右されます。身長、体脂肪率、親知らずの形成度合、骨折のしやすさ、人差し指と薬指の長さ比、耳の角度、精子の数など、書ききれないくらい多くの傾向が分かります。
ちなみに私のウェストサイズはやや大きい傾向でした。最近ヤバいのよね。運動全くしないからマジヤバいのよね…。

脳みそで言うと海馬と扁桃体が大きい傾向でした。海馬って聞くと遊戯王記憶力ってイメージあると思いますが、海馬の”大きさ”と記憶力の関連性は明らかになってないようです。海馬が大きいからって自慢しない方が身のためですね。小児期にたくさん寝ると海馬が大きくなるっぽいです。
また扁桃体は社会的コミュニティと関わりを持つ人ほど大きい傾向があると知りました。コミュ力を司る領域でもあるようです。

最後に血液、栄養素について。ここらへんはとくに項目が多いし、見たことない横文字がいっぱいあって全貌を把握するのが困難でした。ただ生活する上で大きなヒントとなりそう。健康診断の結果と併せて生活習慣対策に活かせそうです。健康診断と言えば私バリウム検査が大嫌いでして。誰なんですかね、あの方法思いついたやつ。

血中の様々な成分濃度からは各器官の状態がわかります。私は膵臓と肝臓、血管が怪しい傾向でした。
あと炭水化物と脂質の摂取傾向なんてものも。食事の際にどっちを選ぶ傾向があるかというものです。私は脂質派でした。ちなみに推奨バランスは、たんぱく質15%:脂質25%:糖質60%とされてます(日本肥満学会)。

疾患リスク

こちらでは様々な病気への罹りやすさの傾向がわかります。これまた膨大な数の病気があります。

ポピュラーで症状が比較的軽微なものからいきましょう。虫歯、花粉症、片頭痛、ニキビあたりは多くの方が罹った経験あるんじゃないでしょうか。まさか遺伝子による傾向があるなんて思いもしませんでした。
私はどれも遺伝リスクは高くありませんでしたが、花粉症を発症してるので今の時期困ってます。毎日ズビズバしてる。

近年巷を騒がせた感染症についてもわかりました。こちらは重症化を決定する単一の遺伝的要因は無いとされており、今回の調査はあくまでも抗ウイルス防御に関わるI型インターフェロン免疫に影響を与える可能性についてです。私は低いと出ました。ハザードスコアというものもあり、身長や体重など諸々のデータから罹患リスクを点数で算出することもできます。こちらも低い数値でした。

そういえばこの感染症、以前ネアンデルタール人由来の遺伝子に影響するとの学術が出されてました。ネアンデルタール人と聞くとウホッてるはじめ人間を連想するかもしれませんが、近年の研究によってなかなか高度な社会を形成してた可能性が浮上してきました。人類学もまたゲノム解析で大きな飛躍を遂げてる分野です。最近発見された化石からはアフリカ以外にも人類のルーツがある可能性が出てきたんですよ。

話を戻しますが、病気と言えばやはりガンが気になるところ。私の場合、リスクが高い傾向が見られたのは膵臓がんとスキルス胃がん。次いで肺がん、前立腺がん、肝臓がん、膀胱がんでした。膵臓関連は健康診断でも芳しくなかった気がします。これは考える必要ありますね…。

あとリスキーなのは腎臓結石(尿路結石)。これは正に現在進行形で経過観察中です。以前これで苦しんでる人を目撃しましたが人間がしていい顔色じゃなったのを覚えてます。ドドリアさんとザーボンさんを混ぜた色でした。絶対なりたくない(泣)
そして脳動脈瘤もリスク高めでした。これはほんと怖いっすね。ある日突然パーン!なんて…笑えない。

過敏性腸症候群も高くて、これはもろ当てはまってます。年間350日はストレスにさらされてる身なんでおなかの調子が良い時って皆無です。一日に何回もうんこする快便さんっているじゃないですか。私の分も出してもらいたいくらいですよ。

最後にグルテン不耐症、セリアック病について。私は標準でしたが、現代的な病として日本でも増えてきてるっぽいです。グルテン摂りまくって腸がやられるやつで、日常的に倦怠感が取れなかったり体調がずっとすぐれない方はこの可能性があります。体内で慢性的な炎症が起きてる状態ですね。
今や小麦を食うなってのが難しい話で、何にでも使われてますからね。グルテンフリーを謳う食品をもっと普及させてほしいところです。

締め

今回の私の遺伝情報を読んでわかる通り、誰しも強みや弱点をひっくるめて多くのものを抱えてます。遺伝子に限らずね。お互いがお互いをフォローして弱点を克服できる、そんな世界ができるといいね。

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