直に牛乳を飲んでみた
直に牛乳を飲んでみました!
※Steamで配信中の『直に牛乳を飲め』をプレイしてみました。の意
どんなゲーム?
ジャンル | 牧場シミュレーション |
対応プラットフォーム | PC |
日本語実装 | 字幕・音声あり |
価格 | 980円 |
開発 | Boujin【棒陣】 |
牧場にアルバイトに来た主人公は、16頭のホルスタイン牛と子牛たちの世話をします。犬を使って牛追いをしたり、牛の搾乳をしたり、餌をやったり、バケツで牛乳をゆっくりこぼさずに運ぶといったことをします。車に乗って散策し村の人と話すことも可能です。オーナーや、繁殖農家、獣医、工業品技術者などとともに牧場を繁栄させます。糞が多くなると、病気になってしまったら、牧場は閉鎖されます。また、この主人公は、ときどき仕事へのモチベーションが下がることがあります。そんな時はしっかり家で寝て、直に牛乳を飲むと、やる気が増します。辞表を提出しないようにする必要があります。
ホーミーという遊牧民の呼び声で放牧中の牛を集めることができます。牧場には気温計があり、時計で時間表示もされます。腹をすかせた牛はタングローリングという舌を突き出し、丸めて舐めるようにする異常行動を始めます。獣医の血液検査で出た値をスマホで個体別に数値を知ることができます。また、ストレスを抱えた牛は、副腎皮質ホルモンの値が高くなるため、カウブラシという機械で背中を搔いてもらうことでストレスが軽減されますが、インゲームマネーの25クレジットを技術者に払う必要があります。
Steamストアページより引用
Directly Drink Milk from Cow
『直に牛乳を飲め』は酪農体験ができるインディーゲーム。なんと日本語フルボイスで楽しめるのだ。
カオスなBGMと共に、主人公が乳牛牧場にマイカーで初出勤するシーンからスタート。
開始数秒ですでに様子がおかしい…。
伊東なる者に話しかけられたらオーナーに着いていき仕事の内容を教わります。
NPCがお届けするボイスチェンジャー・クソボイスが華を添えてくれて良いですね。好き。
仕事の流れを紹介。
- 犬を使って放牧されてる牛を牛舎へ誘導
- 餌をやる
- 搾乳
- 牛乳をタライで運ぶ
ここまでは牧場ゲームの作業内容としてよく出来てると思います。問題は次の工程からでした。
タライを持って牛に近づき、QTEに成功するとタライに牛乳を注げます。それを集積タンク?まで運ぶ必要があるのですが、これがマジでムズい。
牛乳の流体挙動がぬるっぬる過ぎて、主人公を微かに動かしただけでタライからこぼれまくり。タライの中身を維持したまま運ぶのは難易度AAA。
てか何でタライで運ぶんじゃ!
せめてもっと底が深い容器とかあるでしょ!あとおっさん邪魔すぎ!うろちょろすな💢
何度も牛乳運びに挑戦し、やっとの思いでわずかな量をキープしてタンクまで到着。
そして漏斗へ投入しようとタライを持ち上げ、床に全てぶちまける。これを繰り返す。
結局一度も成功せず。
アタマおかしくなりそう…。
ちなみにQTEに失敗すると謎の青ゲージが減少します(ゲージが尽きるとどうなるかは知りません)。回復するには自分の部屋で寝るか、牛のお乳から直に牛乳を飲むことで回復します。直に牛乳を啜ることで一体何が回復すると言うのか。
働くことをあきらめ、愛車で周囲を探索してみました。フィールドはかなり広いですね。Steamの製品タグに「オープンワールド」が付いてる所以がここにある。
各所の家々ではNPCが暮らしており、牛に関する知識を教わったり買い物ができます。教材としての可能性も秘めてます。
牧場系ゲームは数多くあれど、『直に牛乳を飲め』は直に牛乳を飲める唯一のゲームじゃないでしょうか。並みのゲームじゃありえない体験ができるという点でプレイする価値は大いにあると思います。
何より私が声を大にして伝えたいことは”失ったプレイ時間は二度と取り戻せない”という森羅万象の理を身をもって知れるということです。このゲームを通して自分は何と向き合うべきなのかを悟れた気がします。全ての牛たちに感謝を。