“最強の輸送網”構築ゲー『RAILGRADE』が楽しい

「RAILGRADE」は楽しいという話。

最強の輸送網を作るんじゃ

「RAILGRADE」はニンテンドースイッチ版とEpicストア(PC)版があります。私はスイッチでプレイしてるんですが、これが難しいけど楽しくてですね。正月にプレイ開始して以来、スイッチを起動するときはずっとこれ遊んでます。

Steamにはね、無いの…

端的に書くと、鉄道を用いて各ステージに設けられた「○○を〇個輸出しろ」といったタスクの達成を目指すシミュレーションゲームです。プレイヤーの手で線路を敷設し、列車を走らす遊び方となっており、「A列車で行こう」や「トランスポートタイクーン」といった古くからある鉄道系シムの基本スタイルを踏襲してます。けど経営要素や都市開発要素は薄めで、貨物の輸送に特化した、供給ライン構築を主とする工業系サンドボックスの色合いが強いです。

地球とは違う惑星が舞台で、世界観がSFというのがユニーク。なので現実世界における鉄道に関する知識はゼロでもOK。不毛な大地を遊び場に、自由に鉄道網を描けます。

ステージに設けられた目標を達成することで次のステージがアンロックされる。結構ボリューミーなの

それではスクリーンショットを交えてグッドなポイントに触れていきます。まずは遊び方の基本から。

お題:ワイヤーを作りたい

ワイヤーの材料は銅。だからまずはステージ内にある銅の鉱床を探すんじゃ。

銅を採掘するための銅鉱山を置くんじゃ。

次に銅鉱山とワイヤー工場の間に線路を敷くんじゃ。

そしたら荷物の積み下ろしを行う「駅」を施設の範囲内に置くんじゃ。

最後に線路に走らせる列車を「1両目はこの機関車、2両目はこの貨物で…」といった具合に設計するんじゃ。機関車によってパワーや購入価格が異なるんじゃ。

するとあら不思議!列車が銅をワイヤー工場へ運んでくれるんじゃ!あとはワイヤー工場の従業員が勝手にワイヤーを製造してくれるんじゃあ!


このように施設から施設へと線路を敷設していき、目的の生産物を輸出港や街などの目的地へ輸送するのがRAILGRADEの基本となる遊び方。

この基本を踏まえた上でさらに面白くなる要素が輸送網の”効率化”です。定められた条件の下でどれだけ効率的にタスクを達成できるか、これがRAILGRADEの醍醐味と言っていいでしょう。

定められた条件と効率化について

効率化についてですが、本作ではステージクリアまでの所要時間に応じてランクが与えられます。最高ランクのSを目指すとなると、短時間でタスクを達成できる高効率な輸送網を構築する必要があります。

つまり最強の輸送網を作れってこと

定められた条件というのは”ステージ内の環境”のこと。要項として明確に提示されてるものではなく、プレイヤーがステージの地形や資源の位置を観察し、判断するものです。

↑例えば地形には高低差の概念があり、ステージによって大きく異なります。登り走行は列車への負担が大きく、勾配の角度や機関車の登坂力を加味する必要があります。

↑資源や施設の位置によってはピストン輸送だけではなく、分岐を利用したりラウンド状に敷設していった方が高効率な場合も。

↑線路を幾重にも張り巡らしスペースを有効活用するテクニックも効率化には欠かせません。

↑街の需要の安定供給と生産速度を上げる「促進剤」の有効活用がキー。


ステージをよーく観察し、ヒントや意図を汲み取るのが大切。そういうパズル的アプローチが好きな方は「RAILGRADE」刺さりやすいと思います。私そういうの好きなんですわ。

だけどいやらしいステージが実に多くて、プランを練るのが一筋縄じゃいかないのよ。そこに哀しいかな、”資金繰り”や”従業員数”といった要素が加わります。働く惑星が違うと言っても我々はそれから逃れることはできないんじゃ…。そういう制約があるからこそ試行錯誤が楽しいんですけどね。

おカネに困ったら銀行にお世話になろう

と言っても学習曲線が緩やかで、効率化に励む必要性が無い点は強調しておきたい。線路の敷き方の工夫は段階的に学べるようになってるし、ステージのクリアはタスク達成さえ出来ればどんな形の鉄道網でも、どんだけ時間かかってもOKですから。

オプションを利用すれば難易度をゆるくできる

ちなみにステージの開始時に準備フェーズがあり、それを終えるまでタイム計測はストップしてます。準備フェーズに制限時間は無いためプレイヤーの好きなペースで、初期資金の許す限り輸送網を構築しまくれるのが最高に👍。線路を削除しても資金全額戻ってくるし、操作がらくちんなのでサクサク鉄道網を描いては気兼ねなくやり直しできちゃうのが魅力。あーでもない、こーでもないと線路を敷いてると1、2時間はいつも経過してるんです。

一人称視点

あとカメラ視点を切り替えて運行の様子をのんびり楽しめるのかなりイイです。自分の敷いた最強の輸送網をフォトモードでかっこよく撮れるのもよく分かってらっしゃる!

被写界深度が良い感じに効いてる

最後にせっかくスイッチ版プレイしてるのでスイッチ版のパフォーマンスに触れておきます。稀に一瞬カクつく程度で、問題無しと言っていいでしょう。というか線路敷きまくっても重くなる様子は無く、逆にすごい。ステージ開始時のローディングが若干長い気がしますが許容範囲内だと思います。

操作性ですが、普段マウス&キーボードしか触らない私でも全然イケます。複雑な操作を要求しない作品なのでパッドでも快適にプレイできますよ。