『Old World』の新DLC『The Sacred and The Profane』プレイ感想
4Xストラテジー『Old World』のDLC第2弾『The Sacred and The Profane(神聖と冒涜)』をプレイしてみた!
どんなDLC?
ジャンル | 4Xストラテジー |
対応プラットフォーム | PC |
日本語実装 | 字幕対応 |
価格 | 590円(Steam) |
開発 | Mohawk Games |
パブリッシャー | Hooded Horse |
本作をプレイするにあたりHooded Horse様よりSteamキーを御提供いただいております
『Old World – The Sacred and The Profane』 の内容
(以下Steamストアページより引用)
- 350以上の新規イベント – 小さな儀式、日常の信仰から、国教の権力闘争や世界宗教の台頭まで、様々なイベントが追加される。複雑な古代の宗教世界を生き抜くために、知恵を絞ろう。
- 聖職者のキャラクターたち – 新しいキャラクターは宮廷に加わり、独自のミッションやプロジェクトをもたらすだろう。聖職者から得られる利益は、プレイヤーに対するその宗教からの好感度で決まる。また、既存のキャラクターも、国教の指導者によるミッションを通して、聖職者に加わることが可能だ。
- 10以上の新しいキャラクター特性 – 『The Sacred and The Profane』 によって、新しいコア特性、イベント関連特性、聖職者独自の特性など、さまざまな新特性が追加される。
- 6 人の歴史的キャラクターの追加:
- 「マニ」 – マニ教の開祖。
- 「パウロ」 – キリスト教に改宗した熱心な信者。初期の使徒。
- 「ヨセフス」 – ユダヤ人の反逆者、将軍、学者。
- 「オスタネス」 – 噂の偉大な魔術師の1人。
- 「サッポー」 – 古代ギリシャの詩人。
- 「ヒュパティア」 – アレキサンドリアの科学者、哲学者。
- 宗教的対立のメカニズム – 宗教からの否定的な意見は、その宗教を信仰する都市からの否定につながる。それは永続的な結果をもたらす可能性があるので注意しよう。
- 10以上の新しい「カルト」都市計画 – 既存の神殿が帝国を強化する補正を持っているのと同じように、イベントによって追加される新しい「カルト」にも効果がある。そのどれもがユニークで強力だ。
このDLCには多くの宗教が新たに生まれ、旧世界の帝国が新旧の信仰問題に対処せざるを得なくなった時代、そして多くの「起こりえたかもしれないIF設定」が含まれている。
押し寄せる宗教イベントの波で充実度アップ!
今回のDLC『The Sacred and The Profane(神聖と冒涜)』(以下 神聖と冒涜)は、その名の通り宗教関連の要素を強化するコンテンツ。導入することで一体どんな変化がもたらされるのか。今回はエジプトとヒッタイトの2つの文明を選び、計23時間ほどプレイして確認してみました。
プレイ中は従来のイベントに加え、『神聖と冒涜』によるイベントも発生。Old Worldの面白いところは毎ターンのように発生する怒涛のイベントの波ですが(オプションで頻度は変えられるけど)、そこに新たなスパイスと更なる厚みが加わることで、よりドラマチックな『Old World』が展開されます。
本DLCによる発生イベントは従来のイベントウィンドウと異なるデザインとなっており、ゴールドでゴージャスな縁取りが目を引くデザインとなってます。
用意されたイベントの多彩さにはスキが無い印象を受けました。指導者が国教と異なる宗教を信仰してるといったピンポイントなケースや、他国で排斥された信者が自国に亡命してきたりといった流動的なものまで、様々なシチュエーションに応じたイベントが展開されていきます。
『神聖と冒涜』の導入で『Old World』における宗教の存在感がかなり強まりましたね。多数の宗教が入り乱れた古代世界の様相にさらに近づいたと言えるかもしれません。”宗教問題”という火種がひとつ降ってきたことで、武力による戦争とはまた違う、潜在的なスリルを味わえます。
ゲーム性に劇的な拡張がされるわけではありませんが、安価でプレイ内容の充実を図れるのは魅力です。『Old World』をプレイするのであれば導入かなりオススメです。