『Little Kitty, Big City』でニャンコになってみた
子猫になって街中を冒険するLittle Kitty, Big Cityをプレイ。なりたい動物ランキング1位が猫の私にとっては最高の作品でした。思わず全実績解除しちゃったニャ。
全実績解除に要したプレイ時間は8時間と小粒な作品ながら濃密な猫ライフを味わえて満足。クエストやアイテム収集などアクティビティが充実してる他、ちょっとした成長要素もあります。
- クエスト – 他の動物からの依頼を始め、空き缶拾いや隠れん坊など様々なタイプがある。発生条件を自分で探す必要がある場合も。変わったものを見つけたらいろいろ試してみよう
- アイテム収集 – 猫に被せるかわいい帽子が多数用意されてる。街中の至る所に隠されてる他、ガチャガチャを回すことで得られるものもある
- 成長要素 – いくつか隠されてるレアアイテム「お魚」を食べると高所へアクセスするのに必要なスタミナゲージを増やすことができる。最終目標である自宅（マンション高層階）への帰還を果たすにはスタミナ増量が必須
ルートに縛られないオープンワールド的な”遊び”がしっかり堪能できるのがいいですね。なおかつどれも猫目線なのが面白い。例えばごく普通の一軒家でも庭から屋根まで含めたら、それは猫にとっては挑戦しがいのあるアスレチックとなるわけです。狭いところも高いところもお構いなしの猫ちゃん目線で人間の生活圏を散策できるのは本作の強力な魅力です。
その人間の生活圏となる街の描かれ方についてですが、日本の”あるある”な都市部が凝縮された形で表現されていてこれまた雰囲気が抜群。昔ながらの八百屋さんやコインランドリーが立ち並ぶ少し狭めの路地を抜けた先にあるビル街、市民の憩いの場である公園や高架下の陰った資材置き場などその景観は再現度100%を叩き出しております。
民家の室内の様子やコンビニ内の様子など細かいところもよく作られてるんですが、街中を忙しなく歩き回る通行人の様子も見逃せません。タックルですっ転ばしてオモチャにしてやるのも一興なんですが、中にはモフりに来てくれる人もいれば相手にしてくれない人もいるなど猫に対するリアクションが様々なのが面白いなと。さらによく見ると表情が曇ってる通行人もいたりと猫目線で他人の顔色を窺えるのはちょっと新鮮でした。
そんな感じで現代日本人にとっての原風景とも言えるような街を猫目線で冒険できる貴重な作品であり中身もしっかり遊べる内容なんですが、私が声を大にして言いたいのはとにかくニャンコがかわいい！ということ。フォルムも表情もかわええし、エモートでニャンコの”あるある”な仕草を表現できるのもたまらない。そんな様子を映えるシチュエーションと共に撮影できるフォトモードが完備されてるってんだからネコ好きにとっては言うこと無しですよ。
※フォトモードはゲームを進めるとアンロックされます。
Little Kitty, Big CityはSteam、Nintendo Switch、Xbox Series X|S/Xbox Oneで配信中。なりたい動物ランキング1位が猫の方はプレイすべし！
