カードベースのサバイバル『Stack Island – Survival card game』をプレイしてみた
ソロでゲーム開発を行ってるinterestickさん(@interesticks)にTwitterフォローしていただいたのを機に、氏が手掛けるitch.ioで配信中の「Stack Island – Survival card game」をプレイしてみました。私がプレイ開始した後に日本語が追加され、現バージョンではオプションから日本語に切り替えられます(機械翻訳っぽいですが)。
先日Steamストアページが公開され、そちらの配信開始時期は2023年内となるそう。
本作はサバイバルとカードゲームをミックスさせた作品。プレイヤーは見つけたアイテムを活用し、島からの脱出を目指します。まだ完成はしておらず、開発途中となってます。
気になるのはタイトル名が「Stacklands」とそっくりなこと。プレイしてみて分かりましたが方向性が異なりますね。「Stacklands」はカードゲームの体を成した事実上のコロニーシムですが、本作はもっとカードゲーム然としてます。ちなみに「Stack Island」という名のスマホゲーがあるようです。ややこしや(笑)
私は未プレイですが「Card Survival: Tropical Island」というタイトルがゲーム性として近いのかもしれません。
ゲームの流れをざっと紹介。プレイヤーはまず「探索」というアクションを行い、「場」にカードを1枚出現させます。麦やイチゴといった食べ物のカードを使用すれば空腹ゲージが回復し、石や紐といった材料になりそうなカード同士をスタックさせることでクラフトできたりします。方向を示すカードを使うことで新たな「場」(海や草原など)へ移動も可能。
このように見つけたアイテムを利用しサバイバルするシークエンスをカードゲームの形へ落とし込んだのが「Stack Island」です。
ストアページで触れられてる通り難易度はかなり高め。常に時間が経過しているため空腹との闘いであると同時に動物から攻撃される心配も。さらに夜間になると暗闇からの奇襲や事故によるダメージを喰らったりとかなり危険な状態になります。武器や防具、避難場所をクラフトすることで生存率を高められますがカードの引きがランダムなのでかなり運に左右されます。
動物に対して枝や石を投げつける(カードをスタックさせる)とどこかへ逃げていく仕様が、細やかな表現ですが個人的に結構好きです。天候の利用(草を天日干ししたり雨天時の雨水を利用したり)が用意されてる等、環境要素がカードで表現されてるのも面白いですね。今後の拡張性に期待が持てます👍
完成度に関してはまだ粗削りのように見えますが、難易度へのテコ入れやオプションの導入で遊びやすさがグッと高まりそう。現バージョンからでもポテンシャルの高さが伺えます。更なるアップデートに期待です。