『Old World』プレイログ #1

先日5月19日に、古代の地中海らへんが舞台の4Xゲーム『Old World』がSteamとGOGでリリースされたんで買いましたGOG版。

公式トレーラー

ありがたいことに日本語訳有りなんですが、現在はベータ版のみで有効となっており、本実装は6月になるそう。でもベータだろうが何だろうがやっちゃうよ日本語で。
ちなみに日本語に切り替えると一部不具合があるかもだがそこらへんは自己責任で。

GOG Galaxy利用の場合、ベータチャンネルを「Test」に変更するとベータ版に更新される。

早速チュートリアルをプレイ。全部で5つ用意されており段階的に本作の仕様を学んでいけるようだ。

チュートリアル1: Old World

ますは基本となる探索面のお勉強。例に漏れず斥候兵ユニットを使って世界を把握する。

斥候兵は丘に移動すると視界が広がり、友好or中立地帯の木に移動すると身を潜ませることが可能。マップをぐるぐる歩かせる他にも使い道がありそう。

このチュートリアルは指示に従って戦士ユニットでバーバリアンを倒せば終了。

チュートリアル2: 住む場所

このチュートリアルは都市の建設とプレイする上での基本的な機能について。

こちらも例に漏れず入植者ユニットを使って都市を建設する。ただしどこでも自由に置けるわけではなく、「都市拠点」というタイルにしか置けない。マップにどれだけ都市拠点が用意されてるもんなのか分からんが都市スパムみたいな手は打てないということか。

都市を置く際に都市を管理する氏族を4つの中から1つ選択。軍事力だったり文化力だったりとそれぞれ異なるアドバンテージを有してる。都市の方向性みたいな感じ?

都市を作るとテクノロジーの研究ができる。この研究がカードデッキのような仕組みになっていてユニーク。山札から配られたものの中から1枚を選択することになる。選ばなかったカードは捨て札となり、山札が尽きたときに再び山札に戻る(一部カードを除く)。研究内容はツリー式で、貨幣制や弾道学などいろいろある。

研究選択画面

もちろん労働者ユニットに農場や鉱山、道路などを作らすこともできる。

自国の全ユニットで共有できる「修練度」なるものがある。レベルアップに必要な経験値のようなもので、これを消費して軍事ユニットを強化できる。軍事強国となるには修練度の産出量が大きく左右しそうだ。

このチュートリアルは3つの都市を作ればクリア。

チュートリアル3: 誰もが意見を持つ

このチュートリアルはキャラクターについて。キャラクターとは要するに内閣のメンバーや親戚一同のこと。

みんな、王(プレイヤー)に対する評価を持っており、資金を使って王への評価を高めることができる。また宗教も大きく影響し、キャラクターに改宗を促すのも重要なファクターになりそう。

評価が高いに越したことはないようで、生産性や戦闘能力のアップに繋がる他、対外面でも有利に働くようだ。不満が高いと反乱の可能性もあるとか。とりあえず王位後継者、氏族の指導者、宗教指導者の評価には注意を払っておいた方がよさそう。

こういった歴史シミュレーションゲームに見られる人物管理要素が組み込まれてるのが本作のユニークなところ。プレイスルーにドラマチックさを加えるとても面白い要素なのでこの採用は嬉しい。

チュートリアル4: 王位の重圧

チュートリアル3の内容のもうちょい細かな掘り下げや、「野望」について学ぶ。

野望とは達成すべき目標のこと。勝利条件の1つでもあり、野望を10コ達成すると野望勝利となる。世界遺産を作るとか都市をいくつ置くとかそんな感じかと。

船についても学べる。渡河するには陸上ユニットを水上ユニットに乗船させて輸送する必要はない。船を水域に停泊させると”橋”として機能するため、そこを渡ればいいだけだ。ピストン輸送させる手間がかからないわけね。

さらに「部族」という存在が出現。国家未満のNPC勢力といったところか。このチュートリアルでは敵だが、条約締結や同盟を結んだりといった外交ができるみたい。

部族トラキアを倒すとチュートリアル完了。

チュートリアル5: ポレモス(戦争)!

西方のローマに攻め入るため軍備増強を図る。後半は実際に大軍を用いて侵攻する。

最初に法律の制定について学ぶ。法律は相反する2つのうちどちらかを選択する。一神教か多神教だったり、奴隷か解放だったり。選んだ法律によりリソースの生産内容やキャラクターの評価が変動する。新たな法律は研究を進めることでアンロック。

法律画面

野望を進めると大量の軍事ユニットを貰えるのでローマに侵攻開始。こちらから仕掛けるまでローマは何もしてこない模様。

壮観!

そういえば書き忘れてたけど、移動や行動をする際に消費される「命令」というものが本作の大きな特徴。自国の全ユニットで共有するアクションポイントのようなもので、ユニットの移動はもちろん、労働者の施設開発、キャラクターへのアクション、諸々の行動で消費される。なので大軍を用いての侵攻を開始するとなると、内政にまで逐一手を付けてたら「命令」が足りなくなる恐れも。そこらへんをいかに管理するかが本作の面白いところだろう。プレイヤーの計画性が問われそうだ。


これにてチュートリアル終了。

チュートリアル中のテキストによる指示は丁寧さが伝わるが、いかんせん長文なので理解に時間がかかる。カメラ誘導とか使ってもうちょい視覚的に解りやすくした方が助かるな~。

あとチュートリアルで学べるのはプレイする上での大まかな流れだけで、UIの各所の見方やリソースやパラメータがどう作用するかまでは触れてない。細かな仕様は実際に経験を通じて把握していくしかなさそう。まだ完全に日本語化されてるわけではないがエンサイクロペディアが完備されてるのであまり心配はしてないけど。

次は練習がてら適当な国を選んでプレイしようと思います。

~次回へ続く~