『Kingdoms of Amalur: Re-Reckoning』クリア感想
オープンワールド・アクションRPG『Kingdoms of Amalur: Re-Reckoning』をクリアしたので感想をば。
どんなゲーム?
『 Kingdoms of Amalur: Re-Reckoning 』は2012年にWindows、PS3、Xbox360向けタイトルとしてリリースされたオープンワールドRPG『 Kingdoms of Amalur: Reckoning 』のリマスター版にあたる。
大人気RPGが帰ってきた!ベストセラー作家R.A. Salvatore、スポーン作者Todd McFarlane、Elder Scrolls IV: OblivionのリードデザイナーKen RolstonがKingdoms of Amalur: Re-Reckoningに集結。美しいグラフィックと進化したゲームプレイによりリマスターされた本作では、広大な世界でカスタマイズ要素満載のRPGバトルが楽しめる。
Steamストアページより抜粋
対応機種 | PC ( Steam/ GOG.com ), PS4, Xbox One |
パブリッシャー/ デベロッパー | THQ Nordic/ KAIKO, Big Huge Games |
日本語実装 | 字幕のみ |
オリジナル版からの変更点については当ブログのプレイログを参照。
クリア感想
メインクエストを制覇し、サブクエも大半クリア、追加コンテンツはまだ手つかずの状態での感想。
良いところ、イマイチに思ったところを書き出してみた。
良いところ
- 大ボリューム
- アクション性が高い戦闘
- 幅のある育成と簡単にできるリビルド
- 充実したオプション周り
- 練られた世界観
- プロットの丁寧さを感じる豊富なクエスト
- 新作には劣るものの十分見応えのある改良されたグラフィック
イマイチなところ
- 主人公の種族設定にプレイ上あまり意味が無い
- 段差地形が多いのに任意でジャンプ出来ない
- 使い勝手の悪いインベントリ(コントローラーに最適化?)
- 使い回しが多すぎるダンジョン
- 装備品のバリエーションが乏しい
- モンスターのバリエーションも乏しい
- ルートの引きがどうもおかしい(解錠難度が高い宝箱から良いものが出ない・選択してないクラスの装備品がやたら出る)
総評
回避、防御を意識した立ち回りを要求されるアクション性の高い戦闘が本作一番の魅力かと。柔軟で幅のある育成システムとお手軽リセットのおかげでリビルドしやすく、戦闘が飽きにくくなっている点が私は一番気に入っている。
ロケーションの数やクエストの数が多く、さらにオリジナル版の追加コンテンツが収録されていることからボリューム面では文句なし。
だが大ボリュームゆえに、諸々の要素のバリエーションの乏しさから来るプレイスルーの単調さが浮き彫りになっている。これが解消されれば文句なしのシングルプレイRPGだと思うなぁ。
ここまでスケールが大きい独創的な世界を生み出したこの作品を1作で終わらすのはもったいなく思う。こうして再び日の目を見ることができたのも「運命」かもしれない。続編をぜひ期待したい。
“ハック&スラッシュとクエストをお腹いっぱい楽しめる”。これがキングダムズオブアマラーの本領だろう。もし腹ペコならがっついてみるといいでしょう。