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GOGがModder提供パッチで初代Far CryのAIバグを修正

    
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GOGがModder提供パッチで初代Far CryのAIバグを修正

2019年6月1日、GOG版 Far Cryに修正パッチが配信されました。

Far Cryは2004年リリースの作品。15年も前の作品の一体何が修正されたのでしょうか。

それは、”敵AIがテントを透視し射撃してくる”というバグで、テントの影に隠れても敵に見つかってしまうというものでした。

このAIバグはリリース当初から存在していたものではなく、Far Cryの最終アップデートとなった1.4パッチ(2006年)が配信されたことによる影響で発生したものでした。UBIの意図せぬ置き土産が、13年間放置されていたのです。

そんな中、今年2019年5月、Modデータベース Mod DB にこのAIバグの修正Modを投稿したModderが出現。

そして、どういったアプローチが具体的に行われたのかは不明ですが、6月に入りGOGがFar Cry向けに件のパッチを配信することになりました。GOG版Far Cryのチェンジログには、修正内容と修正Modを作成したModderへの感謝が綴られています。

GOGが販売権を得ている作品ならまだしも、販売ストア側が他社作品に修正を施すのはなかなかのレアケースのように感じられます。目立たないながらも、古き作品にも光明をもたらしてくれるところは流石のGOGですね。発端がModderってところもなんかいいですね。

これにより、GOG版Far CryはMod DBでこのModをダウンロードすることなく利用可能となりました。他プラットフォーム版利用者で、この修正を施したい方はMod DBの該当ページでダウンロードする必要があります。

参照 Mod DBページ https://www.moddb.com/mods/tent-ai-bug-fix/downloads/tent-ai-bug-fix

 

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