【攻略】リマスター版「The Bard’s Tale Ⅰ」 スタートガイド
8月15日、リマスター版「The Bard’s Tale Trilogy」がリリースされました。リマスタリングされてオリジナルよりも利便性はアップしましたが、プレイヤーに対する突き放し感は健在です。そこがまたわくわくするところではあるのですが。
トリロジーといってもまだⅡ、Ⅲは未収録。Ⅱは2018秋、Ⅲは2018冬に追加予定。オリジナル同様の体験ができるレガシーモードは2018冬追加予定です。
“ばあずている”ってどんなゲームだろう。プレイ開始してみたけど英語だからとっつきづらいな。クラシックなRPGってプレイしたことない。そんなことを思ってる方の手引きになるようスタートガイド的なものを作成しました。
なお、ネット検索で出てくるオリジナル版の様々な攻略データ(種族ステータスや装備類の数値、敵への対策等)は、リマスター版でどこがどう改変されたのか現状把握できていないので参考にしません。あくまでもここで記しているのは私がプレイ中で把握したリマスター版の内容です。
また、加筆・修正は随時行います。
ニューゲーム~ギルドマスターの挨拶
リマスター版はテキストのフォントがかっこよくなり、そして読みづらくなりました(笑) 敬遠してしまう方もいるかもしれません。
そこでオープニングだけですがざっくり和訳した動画を作成しました。未体験の方もこれをご覧いただければ冒険の目的はなんとなくわかるでしょう。
オープニング終了したら冒険者ギルド内からスタート。ギルドマスターに話しかけられますが、そのセリフにはスタートするにあたってのヒントが含まれています。読み飛ばすと損しちゃいますよ。
パーティーの準備が整ったら町に出て、北のGarth’s Shopeeを訪ね武器と防具を手に入れろ。
町には昼夜問わず傷を癒してくれる寺院が多くある。 Roscoeはまだ魔法力を回復する仕事をしているんじゃないかな。
喉が乾いたらたくさんある宿と酒場を訪ねてみな。南にあるThe Scarlet Bardは町の中でも最高のところだぜ。
Skara Braeの主要施設の説明になっています。間違いなく必要になるので覚えておきましょう。
- Garth’s Shopeeは松明、武器、防具などを売買できるお店。夜は閉店。
- 寺院(Temple of Great gods)では有料でHPを回復できる。1HP=5gold
- Roscoe’s Energy Emporiumという店ではスペルポイントを有料で回復できる。1SP=10gold
- 酒場でBardに酒を注文させると”歌”の使用回数ポイント(Songs Remaining)を回復できる。
- The Scarlet Bardは酒場の名前。ここから地下に行く方法があるとかないとか。
把握するためにもまずこれらの場所を目指すのを第一目標にするといいかもしれません。でもどうせならギルドを出るタイミングで教えてくれよ。これからパーティー編成があるってのにさ。
冒険者ギルドの使い方
ギルドマスターの話が終わると冒険者ギルドのメニュー画面に移ります。ギルドでどんなことができるのかを見ていきましょう。
<Add member to party>
名簿内のキャラ、もしくは登録パーティーを選択して現在のパーティーに加入させる。
<Remove member from party>
選択したキャラをパーティーから外す。外れたキャラは名簿に戻る。
<Create a new member>
キャラを新しく作成する。
<Delete member from roster>
選択したキャラ、もしくは登録パーティーを削除する。削除したら二度と元に戻せない。登録パーティーを削除した場合はパーティー構成員までは削除されない。
<Enter the city>
ギルドを出て町に移動する。
<More options…>
次のメニュー一覧に移る。
<Talk to the guild leader>
ギルドリーダーの話を聞けるが、同じことしか言わない。初登場時は”ギルドマスター”だったが何故か”ギルドリーダー”になっている。別人物?
<Save party to roster>
現在のパーティー構成を名簿に登録できる。登録する際にパーティーに名称をつける。
<Quit and exit game>
オートセーブされメインメニューに戻る。
<Return to previous menu>
前のメニュー一覧に戻る。
固定キャラ紹介
この手のゲームではキャラメイキングでメンバーを1人ずつ決めていくのが当然の流れであり醍醐味でもありますが、実はギルドには6人からなる”A-TEAM”という固定パーティーが最初から名簿に用意されています。初回プレイの際には彼らを利用してみるのもいいかもしれません。各々最初からレベル2で、しかも充実した装備なので初心者向けともいえます。(自分でキャラ作成するとLv1のすっぽんぽん)
彼らの装備だけ引き剥がして利用しちゃうのもあり。
下の表はA-TEAM6人の初期ステータスです。
名前 | 種族 | 職業 | Str | Int | Dex | Con | Luc | HP | SP | AC |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Brian the Fist | Human | Paladin | 12 | 9 | 14 | 10 | 6 | 30 | – | 3 |
El Cid | Dwarf | Warrior | 12 | 9 | 14 | 10 | 6 | 28 | – | 3 |
Markus | Elf | Bard | 12 | 9 | 14 | 10 | 6 | 20 | – | 3 |
Sir Grady | Hobbit | Rogue | 9 | 10 | 17 | 6 | 6 | 24 | – | 4 |
Merlin | Gnome | Conjurer | 10 | 17 | 7 | 9 | 12 | 16 | 20 | 9 |
Omar | Gnome | Magician | 11 | 16 | 11 | 8 | 11 | 20 | 14 | 9 |
キャラ作成時の種族・クラス性能
こちらの記事にまとめていますので参照ください。
初めての外出~チュートリアル
ギルドでやるべきことを終えたらいよいよ町中へと足を踏み入れるときです。ギルドを出ましょう。
初めて外へ出るとコントロールまわりのチュートリアルを確認するかどうか尋ねられます。”Yes”を選択するとメッセージ表示だけですが説明が始まります。以下チュートリアル内容の要約と補足。
<移動>
W・A・S・D キーもしくは方向キー、テンキーの2・4・6・8で移動。左クリックでも移動可能。右クリックホールドで周りを見渡すことができる。
<ボタンの役割>
ゲームビュー(画面左上のゲーム内視点)の左上にはグラフィック、オーディオ、各設定、セーブ/ロードを行うボタンがある。
右には各アクションを行うドロップダウンボタンがある。これらはイベント中は使えない。
<隊列>
パーティーメンバーのスロットは7人分用意されている。1~7キーで各パーティーメンバーのスタッツ確認。
画面下のメンバーの名前をクリック→ドラッグ&ドロップで隊列を変更可能。
一番上~4番目までが前列扱いとなり、敵の近接攻撃を喰らうのは前列だけ。味方側の近接攻撃も前列しか行えない。魔法や遠距離武器などは後列からでも撃てる。
召喚モンスターと仲間にしたモンスターにもスロットが必要となるので、それらの利用を考えている場合は1スロット分は空けておくようにした方がいい。
<インベントリ>
ゲームビュー下部には所持ゴールドとインベントリ内のアイテム数が表示されている。
インベントリはメンバー共同となっており各メンバーのスタッツからアクセスできる。
装備している物はインベントリにカウントされない。
覚えておくべきこと
チュートリアルだけでは説明不足。他にも覚えておくべきことがあります。
<レベルの上げ方>
経験値を次レベルまでの必要値まで溜めてもレベルは自動では上がりません。レベルを上げるのはReview Boardという施設で”Advancement“を選択。夜は閉まってる。
<クイックセーブ&ロード>
F5キーでクイックセーブ。F6キーでクイックロード。
<移動時はリアルタイム>
移動時は1マス進むごとに時間が経過するわけではなくリアルタイムで経過している。その場で放置するとそのうち夜になるし、敵とエンカウントするので離席の際はESCキーなどでポーズ推奨。
<SPは時間回復>
SPは時間経過でも回復する。実時間で大体23秒程度で1SP回復する。Skara Braeでの移動時限定。
<1min=3秒>
松明やランプなどの持続時間を表す単位は”min”となっているが実時間の1分ではない。1min=実時間の3秒くらい。
<距離の概念>
敵の名前に(数字’)と表記されていたら、その敵は自パーティーから離れた位置にいるということになる。〇〇〇(30′)となっていたら30フィート離れてるという意味。30フィート以上の距離に効果を及ぼす呪文や遠距離武器なら当てることができる。近接攻撃を当てたい場合は”Advance ahead”のコマンドを選択してパーティーを前進させ距離を詰める必要がある。
<状態異常になったら>
高額だけど寺院で治療してもらえる。死亡キャラを蘇生するときも寺院へ。
<未鑑定アイテムを入手したら>
“An unidentified ~”というアイテムは未鑑定アイテムのこと。Garth’s Shopeeで”Identify an item”を選択すれば有料で鑑定してもらえる。
<ACってステータスは何?>
防御力のこと。防具を何も装備していない状態では”10″で、そこから装備している全防具の防御力の合計値を引いたものが現在のAC値。つまり数値が低ければ低いほど防御力が高いことになる。”0″よりも低ければマイナスになる。
<宝箱を見つけたら>
戦闘後などに宝箱が出現したらいくつか選択肢が出てくる。
Examine~:最前列者から順にどんな罠が仕掛けられているか宝箱を調べていく。
Open~:宝箱を開ける。罠を未解除であれば当然引っ掛かる。
Disarm~:仕掛けられている罠を解除する。Rogueだけが行える。
Trap Zap:罠解除魔法を唱える。Conjurerがクラスレベル1で覚える。
Leave~:何もせず立ち去る。
<早く夜が明けてほしい>
夜間に冒険者ギルドに出入りするとすぐ朝になる。
Comment
すげー。英語版のロールプレイングをやるんですか。
英語版どころか日本語版のロールプレイングも簡単に挫折する根気なしの私としては、すごいとしか言えませんです。
最後にクリアした英語版ロールプレイングは、SpellForce 2 の無印だったような・・・もちろんストーリーはほとんど理解できず。
そんな私が好きなのはストラテジィ系で、最近やったものはMaster of OrionとかEmpireEarth2とか。脈絡無いなー
アクションゲーム?運動神経?何それおいしいの?
がっつり読み込まなくても支障をきたさない程度のものなら英語版でも遊びますよ。
telltale作品のようながっつりADVだと日本語じゃないと無理ですけど