コミック『Cyberpunk 2077: Trauma Team』読了
サイバーパンク2077のコミカライズ作品『Cyberpunk 2077: Trauma Team』全巻(#1~4)を読み終えた。
ネタバレに関しては導入部のみの紹介となっております。
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現時点(2020/12月)で日本語版は出ておらず、英語版を読み終えた形となる。セリフはスラングが若干使われてるものの、とくに難解な言い回しは無く理解しやすかった。
ストーリーの導入をざっと紹介。
トラウマチームの隊員である主人公ナディアは、とある戦闘の末、自分以外のチームメイトを全員失ってしまう。
新たなチームに配属されたナディアは、クライアント救助の要請を受け、ギャング蔓延る危険なビルへと赴くが…てな感じ。
主人公ナディアの苦悩や葛藤などの心理描写と、スリリングなストーリー展開が見どころで、「えっ…?この先どうなっちゃうのよ!?」って感じで続きが思わず気になってしまい、短編ながらラストまでずっと面白かった。
作中ではいろいろと考えさせられてしまうダークでシリアスな難題が突きつけられ、それには思わずこちらも滅入ってしまうほどだ。
本作は、ナイトシティ、ギャング、トラウマチーム等、サイバーパンクならではの要素が合わさったからこそのシナリオだと思う。
おそらくこのショッキングな感覚はこのコミックでしか味わえないのではなかろうか。サイバーパンクファンはもちろん、そうでない方もぜひぜひ読んでみていただきたい。
私はすっかりトラウマチームが好きになってしまった。トラウマチームのスピンオフ作品をゲーム化してくださーい!