地図パズルADV『Carto』クリア感想
『Carto』をクリアしたった。
どんなゲーム?
開発はSunhead Games、パブリッシングはHumble Games。日本語訳は架け橋ゲームズが行っている。
パズルとアドベンチャーが融合した作品となる。地図の断片同士を繋ぎ合わせ、探索エリアをプレイヤーの手で構築していきながらストーリーを進めていく。
各プラットフォームでデモ版も配信されている。
クリア感想
面白かった。パズル好きはぜひぜひ遊んでみて欲しい。
地図のピースを回転させ地形と地形がうまく繋がるように配置する、という基本ルールに基づいて探索エリアを拡大させていき、主人公カートちゃんを操作して物語を進めていくことになる。
このゲームの魅力は、その基本ルールをとことん応用、発展させていくパズルにある。道中で試される様々なパズルは実にアイディア豊富で、思わず唸ってしまうような解きがいがあるものばかり。
パズルと来れば気になるのはやはり難易度だろう。
本作はキュートなビジュアルとは裏腹に、なかなかの難易度を誇る。少なくとも小さなお子さんに薦めるような難易度ではない。
それなりに算数を学び、文章の読解力もある上で、何よりも柔軟な発想が必要となってくる。しかも作中のヒントは本当に必要最低限。だからこそパズル好きにオススメなのだ。
要領さえ掴んでしまえば結構イケてしまったりするが、それでも物語が進む度に新パターンが登場し、飽きさせない作りになっている。開発元は台湾の2人組チームのようだが、なかなかのアイディアマンと見た。この路線の次回作をぜひとも見てみたい。
キュートなビジュアルと主人公カートちゃんの仕草がもたらす”極上のチル”にも注目。
疲れたおっさんの心を癒やしてくれてありがとね。