「Children of Morta」山守日記1
やっとリリースされた「Children of Morta」をプレイ中。何年も前から待ち望んでいた一作で、滅多にしない予約購入までしました。
「Children of Morta」を簡単に紹介。美麗で緻密なピクセルアートが特徴的なアクションRPGで、2015年にKickstarterで資金調達に成功。パブリッシャーは近年良質タイトルを連発している 11 bit studiosが担当、開発は Dead Mage というPC・モバイル向けに数作品制作している会社さんです。
モルタという山を代々守る一家が山に起きた異変に立ち向かう、というストーリー。それぞれ個性的な能力を有する家族の中から操作キャラを選択できる。ローカルでのCo-opプレイに対応。残念ながら現在日本語は非対応だが、11 bit studiosの最近のタイトルの傾向からして日本語追加には期待できそうな気がする。PC版はSteam、gog.comにて販売中。
スタート~チュートリアル終了
タイトル画面からゲームスタート。セーブスロットは数個用意されている。オプション項目はBGMのボリューム、字幕オン/オフ、言語選択くらいしかない。
緑豊かな森にいきなり不吉な異変が起きるシーンから始まる。よーく見てみると、空に浮かぶ月(?)までもが割れる始末。グラフィックはめちゃ綺麗です。異変に気付きベッドで目覚めたマーガレットおばあちゃん。家の近くに建つ、レアという名の鎮守の女神とその娘を祀るお社に赴く。一見ただの巨木に見えるが樹皮の内側は神秘的な人工物のように見える。おばあちゃんは女神に語り掛けるも返事がない。いつもなら会話できるのだろうか?その後マーガレットは「再び始まったのか?」と思案する。おい、何か知っているようだなばあちゃん!主役となるBergson家の面々による家族会議。家族の姓”Bergson”はベルグソンとも読めるが、とりあえず私のブログではバーグソンで統一しておこう。中央に立つのはマーガレットとその息子ジョン。ジョンはレアの祭壇の調査に行くことを決心したようだ。マーガレットから”ディヴィニティ シャード”という物を貰う。直訳すると”神聖な欠片”といったところだが何かしらのアイテムなのか?隣にいる白髪混じりでもふもふ髭のジョンの兄からは剣と盾を貰う。嫁からはキス、娘からはハグをしてもらい旅立つジョン。この時点で兄・嫁・娘の名前はまだ不明。今のところ物語はずっとナレーターが語り掛ける形で説明されており、キャラ達は一切口を開かない。こういうスタイルで物語が進むのか?語り口は抽象的な表現が多く使われていてなんかかっこいい。
ここからジョンを操作し森を進む。操作方法が説明されるのでまずはチュートリアルといったところか。私はマウス&キーボードを使っているがコントローラーにも対応しており、操作レイアウトはゲーム内オプションから変更可能。移動にはWASDキーを使うが、ハクスラ系ARPGでよく見られるクリック移動はできない。片手で鼻ほじりながら戦闘ができないということになる。先に進むとナメクジのような敵が出現し戦闘のチュートリアルを行う。敵の攻撃はスペースキーで緊急回避できるがキャラの真下に出てる回避ゲージを消費してしまう。回避ゲージは時間経過で回復。左クリックで通常攻撃、左SHIFTキーでスペシャルアビリティが発動する。ジョンのスペシャルアビリティは盾を構え敵の攻撃を弾くことができ、さらに盾を構えながら攻撃すると強力な薙ぎ払いができるがどちらもスタミナを消費する。スタミナ(HP下の水色ゲージ)も時間経過で回復する。敵が落とす赤いポーションに触れるとその場でHPが回復する。
雑魚を蹴散らしながらどんどん進むと、禍々しいオーラの壁で道が塞がれている場所に辿り着く。この壁をFキーで調べて浄化することにより先に進めるようになる。この浄化能力はマーガレットから貰った神聖な欠片の力のようだ。ナレーションの説明によると欠片の輝きが失われてしまったという。ひょっとして一度使うたびに力をチャージする必要があるのか?そこから奥に進むとこれ見よがしに動物の死骸とチェストのような物が置いてある。動物の死骸を調べて”ジェムストーン”を1つ入手した。これはチェストを開けるのに必要な消費型の鍵のような物らしい。右のチェストを調べると”Divine Grace(聖なる恵み)”というタイプのアイテムが手に入る。これはキャラにバフ効果を与えるアクセサリのようだ。ここで手に入れたDivine Graceは敵を燃やせるようになる”Atar’s Ignition(アタールの火)”というもの。ちょっと調べてみたところアタールはゾロアスター教の火の神様みたい。Cキーで現在発動しているバフの効果などを確認できる。さらに進むとフィールド上のランダムな場所に魔法のような特殊攻撃をしてくる、今までの雑魚よりちょっと強めの敵が出現。倒すと経験値が溜まりスキルポイントを入手。Tabキーでスキルツリーを開き、欲しいスキルを得ることができる。だがチュートリアルの手順に従ってまずは”Heaven’s Strike”という攻撃スキルを得ることになる。先に進むとボウガンで遠距離攻撃してくるゴブリンが待ち構えているので、早速さっき覚えたヘブンズストライクを右クリックで発動。とくに何かが消費されるわけではなく、10秒のクールダウンを経れば何度でも発動できる。ヘブンズストライクは敵の頭上に複数の魔法の剣を降らす強力な技で、囲まれた時や敵との距離がある時なんかに有効そうだ。ゴブリンを蹴散らし進んだ先で見つけた綺麗な景色に見とれて一息つく。「壮大、だが危険でもある。愛を得る地、そして愛を失う地…。」というナレーションが入る。ちょっと意味深…。空の彼方に浮かぶ明らかに人工的な浮遊島が凄い気になる。この世界のバックグラウンドを紐解ける機会があるといいが。さらに進み祭壇のような施設を見つける。ここが目当てのレアの祭壇か。入り口にバリアーのようなものが張られているが普通に入れる。ここでなんとジョンの長女リンダと出会う。弓を携え、決意に満ちた心情であることが語られる。とくに詳しい親子のやり取りといった描写はないが、親父の後をこっそり尾行してきたのかもしれない。旅立つ前、リンダだけ大人しかったし。ジョンは腕を組んでて、怒っているのか困っているのか。こういうプレイヤーの想像に委ねる演出いいね!祭壇では”Erectrocalypse”というアイテムが手に入った。これは”Divine Relic(聖なる遺物)”というタイプのアクセサリで、Qキーで様々な効果を持つスキルを発動できる。戦闘で試し撃ちしてみる。”Erectrocalypse”は触れた敵にダメージを与える雷のバリアを纏うことができる。5、6秒くらいしか持続しないがめっちゃ強力。だけどクールダウンが33秒もかかるのでここぞというとき用だな。一緒に着いてきたリンダも弓でガンガン援護してくれる。さらに進むと、巨大な切り株の上に動物の遺体を集めている怪しい奴らと出くわす。3人の魔術師のような奴らが儀式を行い、鬼の姿をしたフンドシ一丁の巨漢が動物を運んでいる。儀式の影響だろうか、動物の遺体からモンスターたちが湧いて出てくる。こうやってこの森をモンスターまみれにしているのか?魔術師のような奴らは姿を消し、フンドシ鬼と大量の雑魚がこちらに襲ってくる。これボス戦っぽいな。フンドシ鬼は棍棒を地面に叩きつけ範囲広めの攻撃をしてくる。だがスキルを駆使すればどうということはない。とくに苦戦することもなく勝利。ジョンとリンダはこの不可解な出来事に困惑気味のようだ。バークソン邸に場面転換、実績「It Has Begun」解除。ジョンとリンダがみんなに事情を説明。マーガレットばあちゃんが、それはモルタ山の山頂から流れ出る”腐敗”だと確信。その死の洪水に立ち向かうのがバークソン家の務めだと言う。右下に座るジョンの息子ケヴィンくんがやる気を見せる。彼の兄、マークは現在この場にはいないようだ。マーガレットが立ち上がり、居間の暖炉の封印を解く。暖炉が変形し隠し階段が出現。なにこれかっちょええ…。そこから地下へ降りる一行。そこにはTHE 秘密基地が。闇が蔓延るとき、古のバークソンたちはレアから与えられたこの秘密の聖域の助けを借りていたという。マーガレットが中央のクリスタルに力を送ると、山の周辺各地に繋がるというゲートが開いた。一家の目標はレアの3つの魂を集め、頂上へのゲートを開くことだという。以降は邸宅と地下聖域を本拠地に、ゲートから各地に冒険の旅に出ることになる。ゲート先は自動生成となるようなのでめちゃくちゃ楽しみ。
にしてもこの展開胸熱だなー。BGMも良いし、この時点ですでに定価分の満足感。とりあえず今回はここまで。
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[…] 前回からの続き。 […]