「The Bard’s Tale Ⅳ: Barrows Deep」パズルの仕組み解説

「The Bard’s Tale Ⅳ: Barrows Deep」の特徴の1つとして凝りに凝ったパズルが挙げられます。手探りでなんとかなる場合もあれば、ヒント(もちろん英語)を頼りに知恵を絞らなければいけない場合もあります。いずれにせよパズルの”仕組み”さえ把握しておけば攻略の助けになります。この記事ではプレイ中に立ちはだかる、とくに理解が必要となるであろうパズルの仕組みについて解説します。

ブロック押し

他のゲームでもよく見かけるブロックを押すパズルです。ブロックは四方どの方向からでも押すことができますが、隣接した位置からでないと動かすことはできません。ブロックを動かし進路を作るといったシーンの他に、上画像にある台座にブロックを置くことによって扉を開ける等の仕掛けを発動させるシーンがあります。ブロックを引く動作はできないので、動かし方を間違えると壁際でブロックが詰まりパズルが進行不可になる場合があります。そんなときはパズルの近くに上画像にある紋章が用意されているので紋章の上で「THE STONE REMENBERS」を歌えばブロックの位置を初期状態にリセットできます。

歯車パズル

序盤から終盤にかけておそらく一番遭遇する機会が多いであろう歯車パズル。まず下画像のパズル盤を参照ください。この画像はパズル解決時のものです。この画像のように常に回転している歯車(1)の回転力を、仕掛けの発動を司る歯車(2)に伝えることができればパズルクリアとなります。そのためには盤上のあちこちに点在する歯車を繋げていき、動力源となる(1)の回転力が伝わるよう、画像の白線のようなルートを作る必要があります。しかし点在する歯車たちは動かせる道筋が決まっており、闇雲に動かしてもお互いが干渉し移動が難しくなる上、3つ以上の歯車がお互いにかみ合わさると回転が止まってしまうため、動かす順序を考えなくてはいけません。歯車には役割があります。上画像の血まみれのデザインの歯車は道中のトラップの動作を担っています。このトラップ歯車が動いている状態は、連動するどこかのトラップが作動しているということです。止まっていれば連動するトラップは作動しなくなります。前述した(1)と(2)の歯車と合わせてデザインと役割を覚えておいた方がいいでしょう。また、どこかで歯車が外れている状態のパズル盤を見かけるかもしれません。そのままでは当然パズルは解けないので、冒険中に歯車を手に入れたらはめてみてください。

妖精とトーテム

発光している妖精ちゃんを動かし、ゴールとなる発光石まで辿り着かせればパズルクリア。まずは妖精ちゃんの動き方の法則。

プレイヤーが妖精ちゃんに近づき「Shoo」すると、妖精ちゃんはビックリしてShooしたときのプレイヤーの進行方向に真っすぐ逃げていきます。これがこのパズルのスタートとなります。この際の進行方向数は俯瞰で見た場合、全部で8方向となります。8方向にしかスタートさせられないので微調整ができない上、一度スタートさせたらプレイヤーは妖精ちゃんに干渉できないので、そのままでは壁に激突してしまいゴールに辿り着かせるのは無理です。妖精ちゃんが壁に激突した場合はパズル失敗となり、スタート地点で再復活します。妖精ちゃんをゴールさせるには「トーテム」を使い妖精ちゃんの進路を作ってあげる必要があります。このパズルは妖精ちゃんとセットでトーテムが各所に設置されています。トーテムには上画像にある4種の絵のいずれかが描かれており、それぞれ役割が備わっています。絵が固定されているトーテムと、回転させ任意の絵に変更できるトーテムを使い妖精ちゃんの進路を作ります。

まず、妖精ちゃんをトーテムにぶつかるようスタート。妖精ちゃんはトーテムで一瞬立ち止まり、絵に従い次の進路に進みます。青い鳥の絵の場合は鳥の向いている方向が進路となります。怖い顔の赤い鳥の絵は、赤い鳥が向いている方向に進みます(驚いて逃げるような形)。フクロウの絵はそのまま前方(トーテムに突っ込む方向)に進みます。絵が何も描かれていない場合、妖精ちゃんはトーテムをスルーします。トーテムの中には上画像のように1本のトーテムに2種の絵が描かれているものがあります。これは2つの絵を組み合わせた進路となります。上画像では右前方が進路になります。絵の上下の配置は順不同でOK。このようにトーテムで進路を繋げていき妖精ちゃんをゴールさせればパズルクリア。

回転紋様

扉を開ける仕掛けとして登場するシンプルなパズル。緑の紋様が繋がるように円形の各パーツを回転させていけばパズルクリア。くぼんでいる箇所をうまく利用する必要があります。

レーザー回路

おそらく最難関となるであろうパズル。各所に配置されている回転式の装置にレーザーを通過させていき、終点となる装置まで誘導できればパズルクリア。基本的に始点となる装置は口から血を吐いている髑髏、終点となる装置は先端に球体が付いている柱となります。もし髑髏が血を吐いてなく、始点からレーザーが射出されてなければ、まず髑髏が血を吐く方法を探す必要があります。その際はどこかのスイッチやレバーがトリガーとなっている場合が多いです。各装置の役割を把握できればレーザーの道筋を作りやすくなります。ひとつずつ解説していきます。

I字タイプ
レーザーが直通するだけ。進入口はどちらからでもかまわない。

L字タイプ
レーザーを直角に曲げる。進入口はどちらからでもかまわない。

ツインL字タイプ
L字タイプが2つ備わっている。進入口はどちらからでもかまわない。

十字タイプ
直通同士が交差できる。

T字タイプ
進入したレーザーが残りの2方向に分散する。進入口はどちらからでもかまわない。

可変T字タイプ
形状はT字タイプに似ているがレーザーを通す仕組みが異なる。画像から見て左右両方の進入口にレーザーを当てると下部分の射出口からレーザーが射出されるようになる。下部分の射出口、もしくは左右どちらか一方の進入口だけにレーザーを当てても何も起きない。

遮断I字タイプ
画像から見て左右の進入口からレーザーを通すだけなら通常のI字タイプと同様に扱えるが、画像の下部分にレーザーを当ててしまうと遮断機構(中央の石のような物)が働きレーザーを遮断してしまう。

もしレーザー回路を作っている最中に、条件が整っているにも関わらずレーザーが伸びなくなってしまったら、レーザーの出力の低下を疑ってください。むやみやたらにレーザーを分散させてしまうと出力が落ちてしまうので、レーザーの道は極力シンプルになるよう調整しましょう。

一筆書き回廊

地面に連続するよう設置された水晶を、一筆書きになるよう全て踏んでいくとクリアとなるシンプルなパズル。一度踏んだ水晶は青く発光するのでわかりやすい。一度踏んだ水晶をもう一度踏んでしまうと一筆書きが失敗となりパズル失敗。それまでに踏んだ全ての水晶の光が消え、再び最初からトライすることになります。なお、スタート地点とゴール地点はクリアできるようであればプレイヤーの好きな位置にしてOK。


どうしてもパズルが解けなかったら、メインクエスト限定になりますが付属のガイド(PDFファイル)にパズルの解法が網羅されているので参考にしてみてください。

今回載せなかった星座パズル、パズルウェポン等につきましては別の記事にて紹介しようと考えております。