「Venom. Codename: Outbreak」ミッション14【最終決戦】

前回からの続き。

ミッション14″A Good Old Mother Gift”

ミッション12冒頭で研究開発された、地表の地球外生命体とそれに寄生された者をスキャン可能な衛星”イカロス-1″がいよいよ周回軌道に乗った。スキャンの結果、ハワイのニイハウ島に集中していることが発覚。ここに”母体”がいると見て間違いなさそうだ。だがここでひとつ問題が。母体と見られる反応は洞窟の深いところから検出されているため、イカロス-1からのレーザー照射は効果が見込めないのだ。今回の目標は洞窟内に時限式核爆弾を設置し起爆させ、母体を完全に葬り去ることだ。このミッションが奴らとの最終決戦となる。南国の島らしく緑豊かな木々がたくさん生い茂っている。結構な密度で生えているので、迷彩に身を包んでいる敵兵はカモフラーシュされてしまうため発見は容易ではない。だが固まって巡回している敵はそう多くはないので前半に起きる戦闘はどれも散発的なものになるだろう。しばらく進んでいくと大きな敵の野営地が見えてくる。かなりの数の敵が駐屯している。高い位置へ移動し、地の利を活かし狙撃していくのがベストだと思う。野営地を制圧後、プロフを操作し野営地を物色中、ふとドラゴンが近くにいないことに気付いた。まったくどこで油を売っているんだうちの相棒ときたら…と思いドラゴンに操作変更すると、とんでもないアクシデントが。どういうわけか海中にいるドラゴン。いつからこんな状態になっていたんだ。パニックになっているとドラゴンの身体が突然爆発!海中に飛び散るドラゴンの四肢。ミッション1から使い続けていた思い入れあるキャラがこんな謎過ぎる死を迎えるなんてあんまりだ…。ドラゴン先輩の非業の死を乗り越え野営地を後にするプロフ。ここからは1人で進めるしかない。核爆弾を持ち歩いていたのがプロフだったのは幸いだった。大型地球外生命体を倒し、吊り橋での激闘を制し黙々と洞窟を目指す。目標マーカーが指す方に進んでいくと滝にぶつかった。これはひょっとすると…。滝の裏側を見るとやはりあった。洞窟の入り口だ。禍々しさが伝わってくる。意を決して飛び込むしかない。洞窟内は生体の組織のようなもので覆われていた。とてもキモい。壁からはナ◯ック星人の頭から生えているようなアレがぴょこんと生えており、ウネウネ動いている。歩を進める。この洞窟はヤバい、ヤバすぎる。地球外生命体の卵が無数にあるのだ。卵から孵り飛び跳ねまくる無数の幼体。こんな数、まともに相手してたらこっちの身がもたない。ダッシュで駆け抜けるしかない。だが洞窟内はまるで迷路。とにかく分岐だらけで目標マーカーの方に進んでも一向に近づいている気配はない。もはや勘で進んでいくしかない。今まで通過してきた部屋とは違う部屋に辿り着いた。敵歩兵が1人と中型が襲い掛かって来たものの素早く排除。部屋の下の方をのぞき込んでみると、鼓動を打つ大きな虫?のような物体を発見。これが”母体”だろう。母体がいる場所には降りられないようだ。インベントリを開いて核爆弾をドロップ。そして始まる3分のカウントダウン。3分以内に脱出ポイントまで辿り着けなければ島ごと消滅してしまう。洞窟内で再び迷いながらもなんとか滝の入り口まで帰還。あとは脱出ポイントまで一直線。航空機がすでに待機してくれていた。無事、島を脱出。核爆弾は起爆し大爆発。母体は消滅し世界は地球外生命体の脅威から救われた。…見てるかいドラゴン先輩、俺、やったよ。ついにやったよ。あんたがいなきゃここまで来れなかったよ。天国でマーティンと仲良くな…。
Fin