レトロスタイルFPS「Project Warlock」GOG時限独占タイトルに

Buckshot Software開発の新作レトロスタイルFPS「Project Warlock」のGOG.comでの配信が近々予定されていますが、なんとGOGでの時限独占タイトルとして発売されるようです。

Youtube:https://www.youtube.com/watch?v=pcVzuhnS5rk

「Project Warlock」のFacebookページではGOGでの時限独占についての詳細が語られています。

  • 時限独占の期間についてはまだ何も答えられないが、他のプラットフォームで利用可能になったら直ちにお知らせする。
  • 時限独占の理由は2つ。ひとつは古典ゲームの販売に端を発するGOGと、同じく古典的なFPSである「Project Warlock」の相性の良さ。
  • もう一つは”Indiepocalipse(混沌に陥っているインディーズゲーム界を表す造語)”による懸念。現在のインディーズ界の現状を鑑みると新作を目立たせるのは容易ではなく、GOGのPR&マーケティングを活用し周知させたい。

独占期間が終了次第Steamでの販売が予告されていますが、現時点では独占期間は不明。理由が”Indiepocalipse”による懸念、というのが現代のゲーム界(Steam界?)の世相を反映していて、なんともいえない切実さのようなものが伝わってきます。ひょっとするとこういったケースが今後増えてくるのかもしれません。販売ストアとの相性を狙ったマーケティングというのもなかなか興味深い動きのようにも感じられます。たしかにGOGのユーザー層から受け入られやすそうな作風ですし、PRに関してもGOGは新作・クラシックタイトル問わずTwitchでの配信などにも力を入れているので、膨大なリリース数を誇るSteamにぽつんと置かれるよりは存在感を発揮しやすいかもしれません。

肝心の「Project Warlock」の中身について。

それぞれ12のミッションを内包した5つに分けられた世界が舞台で、1バンドル(12ミッション=1バンドルだそう)終了時に「ワークショップ」にアクセス可能。ワークショップでは武器のアップグレード、呪文の購入、経験値を使ってパークを入手したりキャラクターの進化ができるとのこと。難易度は3段階あるそうです。強烈なビジュアルとスピーディーな戦闘が印象的で、プレイ映像を見るとDoomとHexenを混ぜたような匂いが漂っています。

「Project Warlock」の発売日はストアページにはまだ記載されていませんが、現地時間10月18日予定だそうです。価格は不明。Galaxy実績対応、日本語は対応無しです。

このビジュアル、個人的にやられました。久し振りにFPSやりたくなったぞ。

 

参考・情報元 https://www.gog.com/news/coming_soon_project_warlock