【W杯便乗企画】GOG.comで遊べるサッカーゲーム

ロシアで行われている2018FIFAワールドカップで日本代表の決勝トーナメント進出が決定し、大いに盛り上がっているこの勢いに便乗して”GOG.comで遊べるサッカーゲーム”を紹介してみたいと思います。

VR Soccer ’96

家庭用向けとしては世界初となるフル3Dグラフィックを採用したサッカーゲーム。業務用も含めると、94年稼働開始のセガの「バーチャストライカー」が世界初の3Dグラフィックのスポーツゲームとなります。「VR Soccer ’96」は「Actua Soccer」という名でも知られMS-DOS、プレイステーション、セガサターンでリリースされました。北米だとVR Soccerという名称になるようです。

90年代を代表するスポーツゲームシリーズActuaシリーズの一発目で、当時 EA Sports とライバル関係でしたが開発元の Gremlin Interactive が Infogrames (現Atari)に買収されシリーズは終焉を迎えました。EA Sportsの「FIFA」が当時パスとシュートしか無かったことに対して3つ目の要素として導入したボールコントロールと、切り替わるカメラアングル、リプレイ機能が大きな特徴。44ヵ国のチームがラインナップされていますが、ライセンス契約などはしていないため実名選手は出てきません。しかし開発にはイングランドのシェフィールド・ウェンズデイFCの選手たちがモーションキャプチャーモデルとして協力していました。本作はマルチプレイに対応しています。

VR Soccer ’96 ストアページ

Sensible World of Soccer 96/97

現在もカルト的なファンを抱える「Sensible World of Soccer」の96年アップデートタイトルとしてAmigaとDOS向けに登場。高機能なマネージメントシム要素が備わっており、世界中のプロサッカーのシーズンデータと1,500チーム、27,000人の選手のデータを収録。全世界規模のプロサッカーを包括した初のサッカーゲームでもあります。「Sensible World of Soccer」は2007年に各界著名人による「The 10 most important video games of all time」に選ばれています。本作はGOG.comでのみ販売中、シングルプレイ専用です。

Sensible World of Soccer 96/97 ストアページ

Sensible Soccer 2006

Sensible Soccerシリーズの7年ぶりとなる復活作としてWindows、PS2、Xbox向けに登場。頭部が大きいデフォルメされたキャラクターモデルが印象的。ゲームの方向性がマネージメントシムからアーケードスタイルへと変更されました。AIの出来がイマイチとされるが、様々な要素を改善する非公式パッチがあるそうです。本作もダウンロード販売はGOG.comのみとなっています。

Sensible Soccer 2006 ストアページ

Sensible SoccerのオリジナルデザイナーJon Hare氏はSensible Soccerの精神的後継作「Sociable Soccer」をSteamでアーリーアクセス作品としてリリースしています。

“GOG.comで遊べるサッカーゲーム”、以上の3作品となります。え?少ない?物足りない方はぜひワールドカップをご覧ください。それでは4年後にまたお会いしましょう!
あっ、来年は女子ワールドカップがありますね。