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GOGが表現規制への抗議として13タイトルを48時間限定で無料配布

  
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GOGが表現規制への抗議として13タイトルを48時間限定で無料配布

現在、PCゲーム販売プラットフォームにおけるクレカ表現規制が物議を醸しています。とある団体が「相応しくない」タイトルの販売差し止めを求め、クレカ会社に圧力をかけることで各プラットフォーム上の該当タイトルが次々と販売停止に陥っている問題です。

それに対するアンサーとして、GOGが成人向けコンテンツを含むタイトル13本を48時間限定で無料配布するというカウンターを繰り出しました。

特設サイトhttps://freedomtobuy.games/にて掲載されている主張は以下の通り。

Censorship is quietly deciding which games you can buy.

We are fighting back.

Some games vanish. Not because they broke the law but because someone decided they shouldn’t exist.

For 48 hours, these games are free, because if a game is legal, you should be free to buy it.

検閲はあなたが購入できるゲームを静かに決定している。

私たちは反撃します。

消えるゲームもある。法律を破ったからではなく、誰かが存在してはいけないと決めたからだ。

48時間、これらのゲームは無料です。ゲームが合法であるなら、自由に買うことができるはずだからです。

GOGの主張は至極真っ当だと思います。今回のカウンターが業界の流れを変える潮目となれるでしょうか。

同サイトでは「PASTAL 2」や「HuniePop」、「House Party」など成人向けコンテンツを含むタイトルがラインナップ。この記事執筆時点では配布の残り時間が2日と2時間になっており、おそらく日本時間で本日午前9時から無料配布スタートだと思われます。

【追記】
8月2日17時現在、日本からだとコードと商品の引き換えがエラーとなり、配布タイトルの入手が不可能な状態です。このカウンターは予想していなかった(笑)

Comment

  1. Jack Thro より:

    Great! I support you.

  2. 匿名 より:

    GOGやEpicのそれは調べるのが難しそうだけどSteamに関してで言えば長年、グローバルストアとしてやっていくにあたり、レーティング制度に基づく法的な発禁や購入制限がある国向けの販売に関して必ずレーティング取得をさせる等、各ゲーム会社に販売対象とする各国の法制度をきっちり遵守させるという事をしてこなかったのがこういう事態を招いた部分もあるんじゃないかというのも感じてきています。

    • あまがや より:

      お越しいただきありがとうございます。
      御指摘のようにグローバル故の相応の配慮や対策が必要だったという点も一部あるのかもしれませんね。
      各地域の文化や法の尊重は組織だろうと個人だろうと念頭に置くべきものですから。

コメント

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