『スター・ウォーズ エピソード1 レーサー』プレイ感想

『Star Wars Episode 1: Racer (スター・ウォーズ エピソード1 レーサー)』のプレイ感想。
今回お届けするのはニンテンドースイッチ版でぇ。

ジャンルレース
対応プラットフォームPC、Nintendo Switch、Xnox One、PS4
日本語実装字幕
価格1,980円(スイッチ版参考)
開発Aspyr
パブリッシャーTHQ Nordic
スイッチ版ローンチトレーラー

スター・ウォーズ エピソード1 レーサーはその名の通り、「エピソード1 ファントム・メナス」の劇中で繰り広げられたアツいポッドレースをゲーム化した作品。

同名のオリジナル作は1999年にニンテンドー64、PC版等がリリース。本作は2020年リリースのHD化タイトルとなる。HD化以外の変更点はとくに無し。

パイロット/操作機体を選択し、AIとのレースに興じる1人用モードの他、2人までプレイ可能なローカル マルチプレイヤーモードが実装されてる。各モードを紹介。

  • 【トーナメント】 一人用。パイロット/操作機体を選択しAIプレイヤーとレースを行う。上位入賞すると賞金を得られ、新ステージがアンロックされる。
  • 【トレーニング】 一人用モード。賞金はとくに無し。
  • 【タイムアタック】 一人用。AIプレイヤーは登場せず、ひたすら一人でタイムアタックを行う。
  • 【マルチプレイヤー】2人で対戦を楽しめる。画面上下分割でのローカルプレイとなる。

プレイ感想

これ楽しいです。私そんなにレースゲームに触る方ではないけど遊びやすいシンプルなプレイ内容と機体の成長要素がモチベーションになってちょいちょい遊んでます。半分はスターウォーズ愛によるものだけど。

映画見た方ならわかると思いますが、あのハイスピードでデンジャラスなレースが見事に再現されてる。臨場感溢れるレースが楽しめる上、BGMももちろんスターウォーズなので気分が高まります。

難易度は高く、最初の方はかっ飛ばすだけで気持ちよく勝てたりするが、先へ進めば進むほどコースの難度は上がっていく。いやらしい構造のコースが多く、瞬発力を要するギリギリの操作が要求される。おしっこ漏れます。

だがいやらしいコースをなんとか突破しようとトライし続けるのは”他者に差をつけるのを目指す”というより、”ステージクリアを目指す”といった感覚に近く、私はそこが気に入ってる。

それとトーナメントで得た賞金を使い、機体を強化できるのはモチベーション維持に繋がりますね。ただ、一度制覇したコースは二度目から賞金が出ない点がちときつい。現在はアナキンのマシン強化を目標にしてます。アナキンかわいいのよ。

そういえばプレイしてると往年のレースゲームF-ZEROを思い出します。ハイスピードなレースで機体が消耗していくダイナミックなゲーム性が彷彿とさせます。

レースゲームと言えば他プレイヤーとの対戦も見逃せません。私の息子もスターウォーズ好きで、たまに2人で一緒にプレイします。

改めて思い知らされましたがスイッチとの相性が抜群ですね。その場でさっとローカルマルチプレイに移行できるのは魅力的。しかもレースゲームって1プレイを短時間で済ますことが可能なので、スイッチの携帯性と隙間時間を申し分なく活用することが可能。ほんと相性いい。

グラフィックは今となってはローポリで貧相なテクスチャですが、逆にそれがHD化によりくっきり見やすくなって個人的にちょうどいい。昔のゲームだからと手に取らないのはもったいないですよ。操作性もクイックで現代のゲームとなんら遜色ない。

未経験プレイヤーでも手に汗握るアツいレースを楽しめるし、スターウォーズファンならより一層楽しめます。誰かと一緒にプレイしたいゲーム探してる方にもオススメ。価格がリーズナブルなのもグッドだ!