『S.T.A.L.K.E.R. 2: Heart of Chornobyl』プレイログ#53
ネタバレ注意
前回からの続き。
メインミッション「最後の願い」を続ける。
リヒターに連れられて赤い森へ。リヒターは小川沿いの洞窟に待機し、スキフ単独でカイマノフ邸へ赴く。
ドーム内に入ると薪を割るカイマノフの姿が。意味深な事を口にする。
- モノリスはもはや存在しないがその大義は生き続ける
- ゾーンが必要としているのは我らの慈悲の心だけかもしれない
- ゾーンに自らの運命を選ばせる時が来た
- ゾーンの真の望みなど誰にもわからない

「ゾーンに意志はない」と言うスキフに対し「大きい心を持っている」と返すカイマノフ。ゾーンは自由になりたいと、苦しめる者達を滅ぼしたいと。それがストレロクの望みだとスキフが指摘すると、「一度も自由であったことがない者に、どうして自由の価値が理解できるだろうか?」とカイマノフは苦言を呈す。
ふむ…ストレロクはある意味ゾーンで第二の生を受けた人間であり、それゆえゾーンという存在に自分を重ねたり、あるいは母性に近いものを抱いているのかもしれない。害をなす者は許さないし、母胎のような心地よさを感じているのならば変わってほしくはないだろう。(英語訳だとゾーンを”She”と称しており、女性的存在であることが示唆されている)だが”変わらないでいること”を望んでしまったら、それは解放ではなく束縛だ。世界は、人は、変われるからこそ”生きている”と言えるのではないだろうか?ストレロクがやろうとしていることもまたゾーンを苦しめることに他ならないか?
端的に書くと、ゾーンを意識ある存在だと認めるのであれば、相手が誰であろうと一方的に庇護下に置くのではなく、当人の意志を尊重すべきだ。というのがカイマノフの主張だろう。
ここでスキフに二択が突きつけられる。ストレロクの要望通りカイマノフを殺すか、それとも見逃すか。

いやいや、殺すなんてとんでもない。カイマノフと初めて会った時から賛同できる点が多かったし、私としては一番しっくりくることを言ってくれてるよ。これまで何度も書いてるけど、カイマノフは全キャラ中、最も高い視点でゾーンを捉えている。いや、高いというより、誰よりも目線をゾーンと同じ高さに合わせているとも言える。
というわけでストレロクの要求は却下することにした。カイマノフは薪をスキフに手渡し、地下の暖炉が描かれた仕切りの後ろに持って行けと指示する。
と同時に光熱放射が発生。スキフは焦るも、カイマノフは何故かその場から動こうとしない。バリアがあるとは言え、なんか絶対やばいやつが来てる。にも拘わらず避難を促そうとするスキフを斧で制止するカイマノフ。お前…せっかく見逃してやったっていうのに、自ら命を絶つつもりか!?ていうか何で!?

たまらず地下へ逃げ込むスキフ。カイマノフが言っていた仕切りをめくると隠し扉を発見。その奥へ進むと隠し書斎を見つけた。そこでいくつかの資料を発見。
- 【ドクターの日記2009年】
沼地にファング、ゴースト、ストレロクの名乗る探検家たちが迷い込んできたという記録。そしてCコンシャスネスとなったかつての同僚達の企みに呆れ、自身は人命救助を全うせんとする決意が書かれている - 【ドクターの日記2010年】
ストレロクがハート・オブ・チョルノービリを持ち帰ったこと。そしてとんでもないパワーを秘めていることが実験によって解明されたという記録。それは単身でヌースフィアに接続できるレベルだった - 【ドクターの日記2011年夏】モノリスに辿り着いたファングとゴーストが瀕死のストレロクを連れ帰る。ストレロクを息子のように思う胸中が記されている
日記に記されてるのはClearSkyよりも前の記録だね。ハート・オブ・チョルノービリは現在誰が持ってるんだろう?何よりカイマノフがストレロクに対し親心のようなものを抱いてるのに驚き。親の心子知らずってか…。

書斎のPCに刺さってたUSBメモリには「プロジェクトY」なる記録と、聴衆に対するスピーチ原稿が残されていた。
プロジェクトY
- クーリエ(チョルノーゼム、リストを破棄)
- ラボX3(全ての書類を破棄し、リフレーミングのエージェントや配達人を使った証拠も破棄)
- スキャナーを提供(ネスター)
- アルファアーティファクトを提供(使用済みのものが多数あり、十分に足りる)
- ドゥーガ通信センター(マイクロチップを外部アクションモジュールに交換する)
なんだこれ???まるで今までの足跡の影でカイマノフが暗躍していたかのような謎のメモ。ドゥーガで終わってるということは、プロジェクトYとやらは終わってるのか、それともまだ途中?
一方、スピーチ原稿の方は”新世界”へ立ち向かう人々を発揚する檄文といった内容。オーディエンスのことを”解放者”と称したり、メインランドを目指し、然るべき時を待てといった指示も書かれている。これを読んで思い当たるのが、対流圏通信ステーションでコルシュノフが言っていた、STALKERがゾーンを越えて四散しているという話。それってカイマノフの計画なの?無害なじいさんかと思いきや、何をしようとしていたんだ?急に怖くなってきた。
そんな世界規模の何かが動いてるのを感じさせる証拠が書斎の机に置かれていた。電飾が張り巡らされた地球儀である。電球が配置されている箇所に何かがあるんだろうか?主要都市ではなさそうだが…。

最後に、地球儀の脇に置かれたカートリッジを発見。ポッドの中に入る際にぶっ刺す例のやつだ。あとオマケでユニークハンドガン「ラビリンスⅣ」も発見。カイマノフの個人的な銃だろうか?
地下室を出ようとするとスキフを捜しに来たリヒターが登場。外にカイマノフの姿は無かったと言う。遺体が残らないなんてことがあるんだろうか?わからないことだらけだが、ひとまず入手したカートリッジを試すためにリヒターと共にオービタステーションにファストトラベル。

以前と同様、カートリッジを機器に刺してポッドにIN。カイマノフ視点で過去のビジョンが再生され始めた。
デスクにて落ち着かない様子のカイマノフ。卓上カレンダーから2006年6月10日の記憶だということがわかる。金庫の中の銃(ラビリンスⅣだと思われる)を手にしたカイマノフは、火災が発生中の機械室を進む。

機械室を抜けた先で眼前に広がるのは8基のポッド。状況からして、カイマノフを除く7人が実験を試み、施設全体に過負荷が生じていると思われる。つまり今視ているものはCコンシャスネスによる実験失敗がもたらしたゾーン誕生のシーンに違いない。
ラボを鎮静化させたいのか、それとも同僚達の愚行を止めたいのか。カイマノフは中央の巨大装置に向けて何発も発砲し、装置は火花を散らす。するとその最中、どういうわけかコルシュノフが現場に姿を現す。この歴史的瞬間にコルシュノフが立ち会っていたなんて驚き。ラボの職員だったとか?
だがこれでコルシュノフの以前の発言に合点がいく。彼はCコンシャスネスがポッドで焼け死ぬのを見たと言っていた。それはまさにこの時のことを言っていたのだ。となるとCコンシャスネスはストレロクがやるまでもなく最初からポッドの中で死んでいたということ。そしてそれはカイマノフが装置を撃ってぶっ壊したのが直接の原因?もしそうであれば、実験失敗によるゾーンの誕生はカイマノフの所業という解釈もできる。もしかしたらゾーンの生命を分け隔てなく救おうとしていた理由はその贖罪にあるのかも。

場面は変わり、ストレロクとの思い出集に移る。ハート・オブ・チョルノービリと思われるアーティファクトを持ち帰ったストレロク、その後、重傷を負って帰還するストレロク、そして「北へ」と言い残し旅立つストレロク。ストレロクのことで頭一杯やん。

ビジョンが終わり、リヒターに見たものを報告。ストレロクがハート・オブ・チョルノービリを持っているかもしれない。それを確認するためにもストレロクが待つレッドフォートレスへ向かうことになる。そこは冷却塔にあるモノリスの本拠地でもある。