「Children of Morta」山守日記3 ワークショップ解禁&子狼救出

前回からの続き。

今回が初の本格的ゲームプレイになり、徐々に新要素が解禁されていく基本システムに少し触れてみる。

Silk Caverns のボスとの初遭遇

地下聖域のゲートから最初のエリアCaeldippo Caves(カエルディッポ洞窟)へ旅立つ。Caeldippo Cavesといえばバーグソン家にとってはいわく付きの場所だ。前回で何度か触れたが、アダムが行方不明になり、ベンが足を失うことになった地でもある。このエリアは複数のダンジョンで構成されており、まずはSilk Caverns(シルクの洞窟)を踏破し、そこから次のダンジョンへと向かう必要があるようだ。Silk Cavernsは3階層に分かれている。ゲートに入る前、マーガレットから”Cerestial Shard(天空の欠片)”を貰う。これは聖域の中央に鎮座している古代のクリスタルから削られた欠片で、所持者の死の直前に聖域のクリスタルへと連れ戻してくれる効果があるのだそう。要するにHPが0になった場合、その場で死ぬわけではなく、聖域に戻ってくるだけだよ、ということ。ダンジョンを選択したら操作キャラの選択。現時点ではジョンとリンダしか選べない。チュートリアルではジョンを使ったので今回は初リンダで行ってみよう。ゲートを潜った先は蜘蛛の巣だらけの薄暗い洞窟内。リンダの能力の説明がされる。リンダは弓による遠距離攻撃を主とするが、移動しながら撃つとスタミナを消費してしまうという特性を持つ。有利にし過ぎないための方策かな。ジョンの時もそうだったがスタミナ消費アクションは使い勝手がめっちゃ良い反面、管理がけっこうシビア。このゲームの戦闘はスタミナとの付き合い方が鍵と見た。ダンジョン内は区画分けされており、次の区画に進むためには地面に設置されたブロックを踏み扉を開ける必要がある。このゲームは入るたびにダンジョン内の構造が自動生成される。敵が大量にいたり、通常の雑魚よりも強化されたミニボスがいたり、トラップがあったり宝箱がいくつもあったりと、いろいろ楽しませてくれる。宝箱といえば2種類あるということが判明。調べるだけで開く木製タイプの他に、チュートリアルで登場したジェムストーンを消費して開けるメカニカルなタイプがある。ジェムストーンは怪しいオブジェ、敵ドロップ、宝箱などから入手できる。ジェムストーンは続きの記事で記述するが他にも使い道がある。

トラップ一部紹介: 左の紫の装置に攻撃を加えると時間差でプレイヤー・敵問わずダメージを与える爆発を起こす。右の埴輪の顔は近づいたプレイヤーを吸い寄せる。他にもトゲが飛び出す床トラップがある。

このダンジョンの敵はスケルトン、コウモリ、蜘蛛などがいる。スケルトンは他の雑魚より若干防御が硬いが、攻撃速度が遅めなので動き回っていれば問題ない。コウモリは一瞬硬直してから突進してくるが、これが通常移動ではなかなか避けにくいので、コウモリ対策に回避ゲージを常に残しておいた方が良さそう。蜘蛛は小型・中型・大型の3種類がおり、小型は1匹ではまったく脅威ではないが大量に出現しがちなので囲まれると少々厄介。中型は触れると一定時間動きが鈍化してしまう蜘蛛の巣を吐き出してくる。大型は毒液を飛ばしてくる上、小型蜘蛛を2匹生んでくる。鍵付きチェストから”Feather Pin”というCharm(チャーム・お守り)を入手。チャームは持ち歩いているだけでは効果が無く、Rキーを押すことにより特殊効果が発動する。ここで入手した”Feather Pin”は回避確率が上がる制限時間無しのバフを付与するというもの。道中で見つかるキャラ強化アイテムは、チュートリアルで触れた”Divine Relic”・”Divine Grace”を含め3つのカテゴリに分類される。

  • Divine Relic – Qキーでスキル発動。攻撃系が多い?所持している限り何度でも使用できる。一度に1つしか持ち歩けない。
  • Divine Grace – 取得した時点でバフが自動付与される。
  • Charm – Rキーで特殊効果発動。一度に1つしか持ち歩けない。使い切り。

Divine Relicはレリック、Divine Graceはグレイスとこれから表記する。ちなみに後で気づいたが、この3種のアイテムの所持期間は1プレイ限定となる。イベントやHP0になるなどしてダンジョンから離脱した場合、再プレイ時には未所持からスタートすることになる。こういったローグライト要素が本作のユニークなところであり攻略が難しいところでもある。取得したゴールド、経験値はそのまま引き継がれる。次の階層への入り口の直前の部屋には魔法陣が敷かれている。階層の最後の部屋なのでこの部屋をフィニッシュルームという。フィニッシュルームまで辿りついた状態でTキーを長押しすると、同階層にいる限りいつでもこの魔法陣にテレポートできる。探索時に有効。道中は自動生成だがフィニッシュルームの隣には必ずレリックが安置されている祭壇があるので拾うべし。レリックやグレイスが安置されている祭壇は黄金の入り口、クエストアイテムが入手出来たり、イベントなどが起きる特殊な部屋の入り口は青色になっている。イベント戦闘中などは入り口が赤くなり出入り禁止になる。探索しているとモンスターに囲まれているチビ狼を発見。そばには母狼の亡骸が。モンスターに向かって懸命に吠えるおチビちゃん。うう…なんていたいけな…。もちろん救出しまっせ!モンスターを殲滅しチビをバーグソン家で保護することになった。ゴーストって名付けていいですか?2つ目のフィニッシュルームに到達。マップに髑髏マークがついているのでここから先にはボスがいるってことだろう。宝箱や壺が置いてある小部屋の先に進むとやはり始まったボス戦。今までのよりさらに大きい蜘蛛が登場。最初のボスなので甘く見ていたが、これがなかなか厄介だった。画面外からのボディプレス、フィールド上にスロウ効果の蜘蛛の巣をバラ撒きまくる、といった行動をとってくるが、何より大変なのは同時に出現する大量の雑魚蜘蛛たちの処理もしなければいけないということ。ボス蜘蛛の行動を見切ろうと注視していると、雑魚への対処がおろそかになってしまい、どんどんHPが削られた結果あっという間に0になりダウンしてしまった。リンダでの初挑戦となったが、次やってもはたして勝てるだろうか?と思うほどボスは強かった。このゲームは装備品といったものが無いため、トレハンマラソンで強武器を探し当てるという攻略法が通じないし、道中で拾うレリックやグレイスはランダムなためビルドを工夫するということもできない。地道に経験値をため、スキルポイントを入手し、スキルを強化していくしかないのだ。だが他にもキャラを強化する要素がある。それは敵やチェストから入手できるゴールドだ。ボスに倒されたためクリスタルの力でバーグソン邸に帰還。本拠地に戻されてしまうがペナルティがないってのが嬉しい。イベントシーンに切り替わり、マーガレットが”腐敗”によって敵がかなり強化されていると推理し、ベンに武器と防具の強化を準備するよう指示する。これによりベンおじさんの部屋からワークショップにアクセスできるようなった。ワークショップでは所持しているゴールドを消費し、HP・攻撃力・移動速度などを上げることができる。効果は全キャラ共通となる。ストーリーの進捗に応じて強化項目がアンロックされていくようだ。ちなみに便宜上ゴールドと書いたが実際には”Morv”という。マーガレットの部屋でチビ狼の処遇の相談。チビはまだ幼い上に衰弱しており、洞窟に返すことはできない。洞窟に生える植物でも持ってくれば元気が出るかも、という提案がされた。よーし洞窟挑戦2回目頑張りますよ。