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Above Snakes クリアしてみた

  
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Above Snakes クリアしてみた

西部開拓時代がテーマのクラフト・サバイバルRPG「Above Snakes」をクリアした!

開発元Square Glade Games
パブリッシャCrytivo
日本語対応字幕あり
公式プレイトレーラー
プレイ時間21時間

クラフト、建築、農業、サバイバル。それらお馴染みの要素をメインにクエストと探索が加えられた作品です。全体的に小粒な体験ながら、そつのない仕上がりとなっており手堅い印象です。同ジャンルが好きな方は概ね満足できるのではないでしょうか。

特筆すべきはワールドの構築方法。正方形のタイルをどんどん繋げていくことで各バイオームを拡張し、冒険のフィールドを広げていきます。

タイルはストーリーを進めることで新種がアンロックされる

この拡張方式、ユニークな要素だとは思うのですがちょっともったいないなと思う点が2つ。”世界を自分の手で作る”という自由性を感じさせる仕組みを取り入れながらも、実際はバイオームが連続してないと接続できないという制約がひとつ。

もうひとつは制約を活かせてないということ。そのようなパズル的な制約を設けるのであればタイルの連結次第で素材が強化されたり特殊バイオームが生まれたりといったような、プレイに直接結びつける味付けをするべきだったのではないでしょうか。

以上のことから蛇足感は否めないかなと。このタイルシステムに面白さを感じられればSteamレビューも現在の「やや好評」ではなく「非常に好評」もいけたのではないかと思います。

ストーリーについてですが、入植者と先住民の衝突という魅力的な時代背景を描いてるにも拘らず、そこにフォーカスされてないのは不可解でした。ストーリーはフレーバー程度のものだと感じました。

いろいろともったいない部分がありつつも、核となるサバイバルやクラフトまわりの堅実な作りは一定の面白さを保証しているため、そのような要素が好きな方にお勧めの作品です。

ちなみに開発元が現在開発中の「Outbound / アウトバウンド」はキャンピングカーを作り持続可能生活を目指す、やはり似た要素が感じられる作品です。発売日未定ですがそちらも楽しみです。

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