『S.T.A.L.K.E.R. 2: Heart of Chornobyl』プレイログ#18
メインミッション「値上がり」を進める。
ネスターの行方を探るため、ダイオードの秘密の作業場「水力発電所」へと赴く。その周りには近づいた者に大ダメージを与える閃光アノマリーがびっしり張り巡らされてるが、西側からなら安全に立ち入ることができる。
地下の作業場へと続く扉がロックされてるため建物内からは侵入不可。敷地内の崩壊した円筒状の構造物の内部から落下する形で地下に侵入できる。
ダイオードがバンディット撃退用に発動させたスキャナーのせいで作業場はアノマリーエリアと化してた。探索の結果、バンディットの遺体から「ダイオードの作業場のカードキー」を発見。
カードキーを使って外へ脱出。ボタ山に戻りダイオードにカードキーを見せたところ、ネスターが持ってた作業場のスペアキーだということがわかった。それを使ってバンディットが秘密の作業場に侵入してきたということは、ネスターが作業場とスキャナーの存在をバンディットにゲロった、もしくはバレたということだ。捕まって詰められてしまったのかもしれん。
更なる手掛かりを得るためダイオードに教えてもらったネスターのスタッシュの保管場所へ向かう。汚染エリアの隙間を縫うようにボタ山の頂上を目指す。
梯子を上り頂上へ出る。いやー絶景!夕日が目に染みる!
頂上にあるクレーンアームの残骸の上で、ヘッドフォンで音楽を聴きながら歌う御機嫌なリヒターを発見。いろいろ話を聞く。
- CNPP(Chernobyl Nuclear Power Plant=ゾーンの中心部)はもぬけの殻で「願望機(多分モノリスのこと)」すら盗まれたという噂
- ファクトリーにいた謎のおっさんは”ゾーンの伝説”
- ゾーンの”別の顔”を見れば考えも変わる(ゾーンをどう思う?の問いに対し「嫌気が差す」を選択)
リヒターとの会話は進行中のミッションの本筋とは関係ないような妙なシーンだったが、CNPPを一望できる場でこのような会話が挿し込まれたのにはきっと意味があるに違いない。この男の得体の知れなさが際立つイベントだった。
リヒターとの会話が終了し、すぐ側に置いてあった目当てのネスターのスタッシュを調べると「ネスターのフラッシュドライブ」を発見。それにはハーマン宛のスキャナー計画の説明が残されていた。
- スキャナーをSIRCCAのゴミ箱に捨てる
- ディガーがそれを回収し「迷宮」で放射線除去を行う。除去には放射線を吸収するアーティファクトを用意する
- 除染が終わったらダイオードにスキャナーを送り中身をイジらせる
- スキャナーを「採掘場」周辺に置いてバイヤーに座標を送る
現時点での予想でしかないが…これはおそらくスキャナーを入手しやすい環境にいるであろうハーマンがネスターへスキャナーを横流しして転売するスキームではなかろうか。とすると、ハーマンはSIRCCAの職員ってところか。悪いやっちゃな~。これでお小遣い稼いでたのか?
今回のスキフのダミーをカネにするプランもこのスキームでいこうとしたところ、ネスターの裏切り&謎勢力による横槍が入ってしまい頓挫しちゃったという理解でいいのかな?
ネスターのスタッシュにはその他にも改造済みの「M860クラッカー」が入ってる。ネスターの愛銃なのかもしれない。通常モデルと異なりマガジン交換だけでリロードが完了するマガジンフィードが追加されてるので使い勝手が良い。
さて、ここで次の目的地が「迷宮」と「採掘場」の2箇所になった。そこでネスターの行方に関する新情報を得られるかもしれない。後でわかったがこの2箇所はミッションの分岐となっている。そうとも知らずあまり考えることなく迷宮へ向かった。
迷宮こと廃バス捨て場に到着。なるほど、大量の廃バスが投棄されたことで出来た複雑な通路はまるで迷宮みたい。
多くのネズミが飛び跳ねる中、とある廃バスの中で放射線防護性能を持つアーティファクト、スラグとマイカを拾う。これらがスキャナーの放射線除去に使われてるものだったのだろう。ありがたく装備させてもらおう。
2つのアーティファクトを拾うと同時にバンディットの一団の襲撃が始まる。敵の遺体から「ヴァランのバンディットのPDA」を入手したことで、この一団がヴァラン一味だと判明。ヴァランがネスターを捕まえた犯人だと思われる。
ところでヴァランという名前…以前レッサーゾーンの補給基地で入手したスナイパーのPDAで見たぞ。エルボーの抹殺を依頼してた人物だ。有力者を潰し、ここらへん一帯の利権を奪おうとしてる野心家なのかもしれないな。
ここからメインミッション「悪魔との取引」がスタート。ヴァランから情報を得るためヴァラン一味のアジト「プラント」へ向かう。
プラントに近づくと警告をされたが挨拶がてら目に入った奴の頭に1発お見舞いしてやった。あっ、情報聞き出すために来たのに癖で撃っちゃった…まぁいいか…ショータイムの幕開けじゃあああ!
ドンパチしながら地下通路を発見。そこから施設内へ出て処理を進めていく。
大量の亡骸を物色してるといつの間にか押っ死んでたヴァランを発見。あっけないのう。
ヴァランの遺体から「ヴァランのPDA」と「金属製の鍵」を入手。PDAにはヴァランとネスターの会話の記録が残されていた。ヴァランの手下がネスターのスキャナーを試したところローナーの恰好をした謎の一団に襲われたらしい。もしかしてスキフのスキャナーを奪った謎勢力か?スキャナーを集めてる奴らがいるってこと?
金属製の鍵はロックされてる地下倉庫の一室に入るための鍵だった。その部屋に入るとザ・ラストワンという名のストーカーの遺体と、ずっと捜していたネスターの遺体が。Oh…すでにやられちゃってたか。
ネスターの身に起きた具体的な事は分からず終いだが頭に2発、胴に1発もらってるのが確認できた。ザ・ラストワンはヴァランのPDAで触れられていた襲撃犯の一人、つまりスキャナーを狙う謎勢力の人間だ。運悪く捕まってしまったのだろう。その頭部を観察するとこめかみに1発の銃創が見られるため、ひょっとすると自ら命を絶った可能性もある。
そんなザ・ラストワンの遺体から「珍しいPDA」を入手。一般的なPDAとは異なるレアものらしく被弾により破損してるので内容の確認はできない。重要な手がかりとなりそうなこのPDAをダイオードに見せるためボタ山へ戻ることになる。メインミッション「再びボタ山へ」開始。
ボタ山へ戻るとなんとウォードに占拠されていた。ウォード兵にダイオードが2階にいると教えてもらい2階へ行くと、そこにいたのはウォードの指揮官コルシュノフ大佐とSIRCCAの長官ドミトロ・ダリン博士だった。派閥のトップがいきなり乗り込んでくるとは。
この2人もまたスキフが起動させたスキャナー、というより中にあるダミーを捜索していた。力を取り戻したそのアーティファクトは未来の技術へと繋がる凄いものらしい…。今のところその行方の鍵を握るのは先程入手した珍しいPDAだけだが、ここでそれを2人に見せるか否かの二択に迫られる。見せることでウォードに協力の意思を示せばウォードルートへ、といったところだろうか。
協力すれば特別な銃を与えるとコルシュノフに言われたが、うちのスキフさんは欲しいものは力ずくで奪うタイプなんでね。モノに釣られるような真似はしないのよ(めっちゃ欲しい)。ウォードの強権スタイルは個人的に好かんし、何より切り札とも言える交渉カードをそう簡単に切りたくない。ここは「PDAを見せない」を選択。
部屋を後にするとリヒターが登場。「製材所」に立ち寄ることを勧められる。そろそろゾーンの別の側面を見るべきだと。またその話か。どれ、いっちょ見せてもらおうじゃないの。