ローグライト2Dアクション「Zlime: Return Of Demon Lord」をプレイしてみた
現在Steamにて早期アクセス中の「Zlime: Return Of Demon Lord」をプレイ!
本作をプレイするにあたりDuo AB様よりSteamキーを御提供いただいております
概要
- モンスターに変身:50以上の異なるモンスターに変身し、その独特のスキルを駆使して、好みのプレースタイルに合わせます。
- ダイナミックな挑戦:各プレイスルーでランダムに生成される地図、宝物、NPCを受け入れ、「ローグライクスタイル」を採用し、毎回刺激的な新しい冒険を保証します。
- スキルアップグレード:パッシブスキルを永続的にアップグレードし、次に迫る戦いのための力を強化し、ますます高まる挑戦に立ち向かいます。
- 仲間を作る:デーモンNPCと同盟を結び、ゲーム内の利点を得て、旅に深みと仲間意識を加えます。
Steamストアページより引用
スライムにされちゃった旧魔王の玉座奪還劇
プレイ時間 | 約6時間 |
プレイしたバージョン | 0.8.45E |
大まかな流れ
ざっとこんな感じで進行。
- 拠点で身支度
- ステージ攻略
- ボス戦
- 次のステージへ
- 死亡すると拠点へ強制送還
拠点ではパッシブスキルの取得を始め冒険へ出かける前の身支度を行います。冒険を進めることで旧軍閥の仲間達が加わり、それに伴い手を入れられる部分が追加されていきます。
身支度が完了したら魔王城を目指し冒険の旅へ。基本ルールは単純明快で、モンスターを全滅させることでゴールが出現します。そのような小規模な部屋がリニアに連なる形でステージ全体が構成されており、その最奥ではボス戦が待っています。
ステージを彩る各部屋の内容は周回の度にランダムに変化。基本となるプラットフォーマータイプの部屋に加え、進行の随所に挿し込まれるショップやミニゲーム、ミニボス戦も同様にランダムの対象です。
道中で死亡すると拠点へ強制送還となり、また一からのスタート。その際に持ち帰ることができるものはパッシブスキル取得用のリソースと友好度上昇アイテムのみですが、持ち帰り可能な対象は徐々に増やせます。
本作の目玉 変身システムについて
スライムの特殊能力「変身」が本作の特徴。こんなシステムになってます。
- 倒したモンスターの亡骸を捕食する
- 捕食したモンスターに変身できる
- 他のモンスターを捕食すると上書きされる
- スライムモードと切り替え可能
- 変身時の行動にはMP消費が伴う
- MPが尽きると変身不可
腐っても元魔王、スライムモードでもわりと戦えちゃう程度の力はあるんですが変身することでモンスターの強力なスキルを使用できます。とりわけステージが進むと雑魚やトラップ、ボスが手強くなってくるため変身の重要性は一層高まっていきます。
多くの種類のモンスターが登場しますが(最終的に50種類の予定だそう)使いまわしのようなタイプは登場せず、一体一体異なる特徴付けが明確にされているところに好感が持てます。そういった個性を発見・把握していき、シーンごとに使い分けるといった工夫を身に付けていくことが生存の鍵であり変身システムの醍醐味でしょう。それを感じられるほど多種多様なスキルが登場します。
そんな変身システムにおいてモンスターにティア(強さの指標)を設けたのは面白い試みだと思います。同じモンスターでも高ティアなほどステータス値が高く、さらに使えるスキルが多いという仕様になってます。ティアによってモンスターの使い勝手が変わってくるというのは周回の内容に幅が出てイイですね。
その他
- 装備によるバフやペット等、強化のアプローチが複数あるところがいい👍
- ランダムで提供される3択のボーナスで強化の方向性をコントロールできる
- 癖のないスムーズな操作性
- ちょっとした隠し部屋がある。探してみよう
- おかしな日本語訳が頻出
現在早期アクセス中なので全コンテンツにアクセスできる状態ではありませんが、現状でも変身システム、そしてローグライトの面白さを十分堪能できます。今後のアップデートに期待!
【2024/09/16 追記】
開発元Duo AB様より不自然な日本語の修正に取り組んでいるとの御回答をいただきました