『This is the President』 プレイログ #1

ストーリードリブンなマネジメントゲーム『This is the President』のプレイ日記。
ネタバレ注意!

プレイヤーはアメリカ大統領となり競合他社、政府関係者、メディア、外国のリーダー達とすったもんだしながら執務をこなしていく。そういったシチュエーションとポリティカル・スリラーがミックスされたゲームだと説明されてる。

現時点で日本語訳が無いため少々とっつきづらそうだが面白そうな気配が漂ってたので手を伸ばしてみた。楽しみだ。しかしワシTHQ Nordicのゲームばっかやってるな😂

ジャンルアドベンチャー
対応プラットフォームPC
日本語実装無し
価格2,000円(Steam参考)
開発SuperPAC
パブリッシャーTHQ Nordic

最低限のオプションしか用意されてないがカーソルサイズ、テキストサイズ、テキストスピードを設定できるのはポイント高し。メインメニューのBGMがすでに良い。

難易度は4段階。どう影響するんだろうか?とりあえずノーマルにしておいた。

ゲーム開始、プロローグの鑑賞。以下人名は読みやすいようカタカナで。

アーチーという拘禁者(多分未決でまだ受刑者ではない?)が留置場と思われるところでロブスターを食ってる。声優さんの演技が凝ってて良い。

このアーチーというおっさんの素性は分からぬが、読んでた新聞から新大統領(主人公)のビジネスパートナーということが伺える。アーチーが監視員のボブを懐柔し外界との連絡を図るところでプロローグ終了。いきなりミステリアスな冒頭で先が気になる。

場面は変わり、プレイヤーである主人公が大統領選で勝利確定したシーン。ここでスピーチの内容を選択式で組み立てていくことになるわけだが、この時語った約束事などが後の政策に絡んでくるようだ。

とりあえず大統領令一発目は革新的なものにすること、そしてスタッフのチーフは黒人にすると宣言。民衆の好感触を得られたようでスピーチ後に支持率が3.2ポイント上昇した。まずまずの出だしかな?

その後、副大統領であり相棒であるアントニオ(愛称トニー)と未来のファーストレディ、エリーと会議。トニーは陽キャ、エリーは冷静沈着なタイプのようだ。2人は互いに対象的な性格のようだが…それが原因で一波乱起きないことを祈ろう。

どうやら主人公は過去に犯罪行為をしてると思われ(ビジネス絡み?)、大統領に選ばれたことで捜査が先延ばしになってる状態のようだ。パートナーだったアーチーはプロローグで描かれてる通り捕まってしまったということだろう。

主人公、エリー、トニーの目的は”大統領の終身免責特権”を記した憲法修正条項第28条を議会で承認させ、捜査の手が及ばないようにすること。つまり、こいつらは過去の犯罪をチャラにするため大統領権限を悪用するつもりのようだ。なんかリアリティに欠ける気がするけどドラマとしてはなかなかスリリングなシチュエーションじゃない。

憲法修正案の通過、つまりゲームの目的を完遂するためには4つ成し遂げるべきことがある。

  • 有力なロビイストに政界に働きかけてもらう。そのための資金繰り
  • 両院での賛成票3分の2獲得
  • 最高裁判事反対派1名の入れ替え(最高裁判事は原則終身制)
  • 支持率90%

最初から目的がはっきりしてるのはいいけど、これ本当に達成できるんか?

手始めに非常に優秀とされるロビイスト、ノアと接触。7,000,000ドルの報酬で話がついた。これでも初回割らしい。支払期日は2021年10月。ゲームスタート時は2020年11月なのであと12ヶ月でこの金額を用意しなければならない。こちらの持ち金は2,000,000ドル、全然足りんが大丈夫か?

スピーチで宣言したとおり、革新的な大統領令一発目を決めることに。

  • エリア51の開示
  • 癌ワクチンの開発
  • 貧困の根絶
  • オンライン広告廃止
  • 火星入植

オンライン広告の廃止を選択。データによるとアメリカ人の75%がオンライン広告にイラついてるようなので、実現できれば大衆の支持に繋げられるかもしれない。ビッグテックの敵意も同時に集めてしまうかもしれんが…。

エリーよりチームスタッフ3人が紹介される。弁護士のクリント、ボディガードのアルヴァロ、データサイエンティストのオリー。彼らはそれぞれ独自のスキルを持ち、毎月の給料も設定されてる。スタッフたちを活かす機会が楽しみだ。

その夜、ホワイトハウスでの最後の夜を過ごす前大統領デュー・ファイストとメディアに囲まれ会談。ファイストとその手飼いの記者ジョーによる挑発コンビネーションに乗ってしまった結果、支持率が0.3ポイント下がってしまった。いかんいかん気をつけねば。
私は紳士、私は紳士…。

~つづく~