古代中国4X『Oriental Empires』越で森の民プレイ

前回少し触れた”越”でプレイしてみた。実際の地理を模したグランドキャンペーンモードで難易度はノーマル。

先に結果から記すと、蜀とか言う田舎もん風情が(人のこと言えない越民)文化勝利を収め、勝負では負ける格好となった。
しかし非常に充実したプレイスルーだったため大満足。密林地帯である南部を開拓していくのがめちゃくちゃ楽しかったのだ。

思うように進まないジャングル探検を経て、かろうじて見つけた隙間に入植する。そして民草に過酷な労役を課し森を開拓し、必死の思いで田畑を増やし交易路を構築していく。
こうやって森しかない土地だった南部に徐々に都市が広がり道路が敷かれていく様は、今までのプレイとはまた違う楽しさと喜びをもたらしてくれた。

森が結界の役割を果たしているため外国からの侵入が全く無い点がメリット。初期地点付近だけが呉と接近しているため、戦火への注意はそこくらいで済んだ。クソあいつら、同盟切れた途端に宣戦布告してきやがって…。

それでもやはり地固めに時間を要するのが森の民プレイの難しいところだろう。安定化には努めていたので大きなピンチを招くようなことはなかったけど。

あとは今回の越プレイで王族の繁栄という点にも注力してみた。要職に就けるのはなるべく王族近親者を意識してみたり、積極的に妾を娶らせ子孫繁栄を願い、成人した女児には呉と政略結婚もさせてみた。
おかげで一族の家財を大きくしていけることに気づいたし(多分)、何より彼らを管理していくとストーリーが脳内で紡がれていくのが面白い。2代目王と妾の間にめちゃくちゃ子供が生まれたのはドラマチックだった。正妻との間には女児1人しか生まれなかったのに。そのバックグラウンドを妄想するのもまた一興だ(笑)

Oriental Empiresは続編など出ないのだろうか。インディーで4X作品を作り上げるというのはあまり聞かないので(作るのめちゃくちゃ大変そうだよね)、ぜひ挑戦を続けていただきたい。