「Children of Morta」山守日記8 ルーシー&ジョーイ参戦

前回からの続き。

ルーシー参戦

ストーンゴーレムを倒し第2のゲートを開通させたバーグソン家。さぁ、次のダンジョンへ・・・と、その前に、ここで末っ子ルーシーが待望の参戦決定。炎のコントロールはばっちりなようだ。ルーシーもまた他のメンバー同様、癖が強いキャラクターとなっている。家族全員、性能が個性的すぎるんよ。第2のゲートの先はバラハットと呼ばれる地域だった。ジョンが若い頃マリーと出会い、そして家庭を持った地がオールド・バラハットという所だったけど、同じ地域なのかな?ここの第1のダンジョンは「City Of Thieves」、荒廃した砂漠の街だ。ここでまずはルーシーの性能を確認。

ルーシーの性能を一言で例えるなら、”魔女っ子固定砲台”。通常攻撃がファイアーボールという何ともリッチなキャラなのだが、この通常攻撃がまた癖が強い。移動しながら撃てないのだ。これが固定砲台と名付けた所以だ。最初は劣化したリンダのような性能じゃないか…と思ったが、リンダとはまた違うタイプの遠距離ファイターだということが分かった。

ルーシーのファイアボールは1発当たりの威力はそこまで高くはないが、連射を続けていると発射レートがどんどん高くなっていくという面白い性能を有している。つまり、ファイアボールを撃ち続けるほどDPSが高くなるので、性能をフルに活かすには、その場にいかに踏みとどまり続け、固定砲台になりきれるかがポイントとなってくる。ルーシーが覚える技のほとんどは、それをサポートする役割を持つものとなっている。

「Cyclone」はその名の通りサイクロンを発生させる技で、近くの敵を一斉に渦の中心に巻き込み、身動きを封じることができる。「Protective Ward」は敵からの攻撃を肩代わりしてくれる魔法のバリアーを纏うパッシブスキルで、レベル上げにより3つまでストックできるようになり、なかなかのチート性能。「Decoy」はルーシーと同じ姿のデコイ(囮)を出現させ、敵の注意をデコイに仕向けさせることができる。これらの技とファイアボールの組み合わせがルーシーの基本戦法となる。技の発動はMP(スタミナバー)を消費することになる。望遠鏡や機械類などを載せた車?と一緒にいる爺さんと子供に遭遇した。この爺さんは天文学者のようで、子供は弟子か? なにやら2人が住む観測所にモンスターが住み着いてしまい困っているようだ。その観測所に居ついたモンスターを駆除せねば。観測所を発見、突然戦闘が始まった。Lost Trenchesのボスと同じタイプの敵だ。こいつ使い回されてるなぁ。攻撃は単調なので回避は難しくない。倒すとさっきのじいさんと子供が戻ってきて報酬ゲット。そしてボスの間に辿り着く。まさかレベル1のルーシーが初挑戦でここまで来れるとは思わなかった。レベルは11まで上がっており、全家族で一番上になっていた。ボスはこの街の野盗のリーダーで、剣の衝撃波を飛ばす遠距離攻撃と回転しながら突っ込んでくるタックルを瞬間移動を交えながら行ってくる。こいつだけならそこまで苦戦する相手ではないが、HPが半分を切ると出現する雑魚どもも一緒に相手するとなると一気に手強わくなる。雑魚も瞬間移動してくるので大混乱必至。もうちょいのところまでいけたが、惜しくも負けてしまった。

ジョーイ参戦

帰宅後イベント発生。訓練場を整備中のベンの元へルーシーがやってくる。ある人物が訪ねてきたようだ。ジョーイという名の大男がリビングで皆と談笑していた。ジョーイの指輪と目を見て驚くベン。その指輪は、シェイラがかつて子供が生まれたときに与えると言っていたものだった。そしてジョーイの目はシェイラと瓜二つ…。彼の正体はシェイラの息子で、そしてベンの息子だった。ベンと別れた後に1人で産んだということだろう。その夜、外で語り合う2人。シェイラはすでにこの世におらず、ベンからの手紙を読んだジョーイはシェイラに代わってバーグソン家の応援に駆け付けたのだ。なんてドラマチックな展開だい・・・。ジョーイのプロフィールが追加されたので見てみよう。

ジョーイ – テララヴァで有名な楯の乙女だった母シェイラから戦闘術を学ぶ。若い頃、祖国を支配する残忍なギンとマシン軍団に対抗するため母と共にレジスタンスに参加。だが作戦中ジョーイは敵に捕らえられ数カ月間監禁されてしまう。後にシェイラに救出されるも、その際の戦闘でシェイラは命を落としてしまう。ジョーイはしばらくの間テララヴァを離れた。ギンとの戦いを続けるため、テララヴァに帰還したときにベンからの手紙が届く。母に対する変わらぬベンの愛を感じ取ったジョーイは、バーグソン家の戦いに加勢しに行くことを決意した。

ついに参戦となったバーグソン家のリーサルウェポン、ジョーイ。その性能を一言で表すなら”傷だらけのゴリ押しマン”といった感じ。まず、そのいかつい体格と得物であるハンマーから滲み出るイメージ通り、動きが他のメンバーよりも遅い。攻撃は大振りな分、範囲が広く、一度に多くの敵を巻き込めるという魅力があるのだが、出だしが遅いためスピーディな敵が多いこのゲームにおいては相性があまり良くないという印象は拭えない。だが、パッシブスキル「Vengeance」は敵の攻撃を喰らうとジョーイの攻撃力が増すというスキルで、ダメージを喰らうことを前提として設計されているキャラクターであるということを表している。そして「Forceful Evasion」を取得すると緊急回避に攻撃判定が付くようになる。小細工を必要とせず、ひたすら力で敵をねじ伏せるプレイスタイルのキャラだということだ。しかしメンバー随一の高さを誇るHPがそれを支えてはいるものの、かと言って無茶できないのも事実。このゲームはそんなに甘くなく、引き際を見誤るとあっという間に昇天してしまう。個人的にジョーイは他のメンバーより少々扱いづらく感じているが、成長させていく上で評価は変わるかもしれない。ひょっとすると大器晩成型かも…?。