オープンワールドで暮らすロールプレイング活劇開演!
ネタバレがございます。ご理解ある方のみお進みください。
前回までのあらすじ
フォートでアウトロー加入に励むジャックスは娯楽地区を束ねるクロエの動向をラットと共に探ることに。
ELEX 第9話
ボディーガード
俺はクロエの身辺調査を済ませたラットに話を聞いた。フォートで区画管理、及び税金徴収係を担っているブレークという男が、クロエにみかじめ料を払うよう強要しているらしい。ラットは、クロエにみかじめ料を強要することをブレークに”永遠に忘れさせる”必要があると言う。それにはまずブレークに関する調査をしなくてはならない。早速ブレークの住まう区画へ。ブレークにみかじめ料の件について問いただすも、それは嘘だと言う。本当だろうか?とりあえず部下の目を盗みブレークの部屋を漁る。テーブルの上にアウトロー達の名前が書いてあるリストが置かれていたのでこっそり持ち帰る。
ラットに見せると、これはブレークのボディーガード候補のリストだと言う。ボディーガードに欠員が出た場合このリストに書かれている候補者で補充するようだ。ラットがこのリストを利用した計画を口にする。
現在のボディーガードがいなくなれば候補者リストの一番上の者に声がかかる。その部分をラットの名に書き換えればブレークに近づけるというものだ。俺の仕事は現在のボディーガードを探し出し、そいつをどうにかして消すことだ。
娯楽地区の近くで休憩中のボディーガード ライアンを発見。ライアンの話によるとブレークはフォートの外へ”秘密の仕事”をしに行くときのみボディーガードを同行させているようだ。俺はライアンとボディーガードの任を辞めさせるよう取引することもできたかもしれないが、もっと手っ取り早い方法を選択した。挑発したら案の定襲い掛かってきたライアン。さくっと戦闘を終わらしラットに報告。あとは偽造したリストを元の位置に戻し、ブレークにライアンの死体を見つけたと教えるだけで事が進む。その後、読み通りブレークは後任のボディーガードになるようラットに近づいてきた。どこかへ出かける2人。
ラットにドラッグ”興奮剤”を調達するよう頼まれていた俺は、フォートで医療やドラッグ製造を営むドックの元へ。興奮剤が出来上がるまで待機。それから程なくしてラットが帰ってきた。
ブレークのアーマーを身にまとって。ブレークがどうなったのか想像に難くないが、ラットがブレークの後任として区画管理者の地位に就いたようだ。何があったのか詳細を聞き出す。
どうやらブレークはクロエからのみかじめ料を”血まみれ“に納めていたいたらしい。”血まみれ“とは侯爵がフォートから追い出したかつての支配者、バクスターの異名だ。巷ではすでに死んでいるように言われているがどこかに身を潜めているようだ。ブレークはバクスターのスパイという裏の顔を持っていたのか。ラットは、これでクロエは侯爵に税金を払えるようになるし、今までの未払い分は自身が埋め合わせできると言う。
とにかくクロエの件はこれで片づけることができた。ちなみに興奮剤の件はラットとブレークが色々やっている間、俺を遠ざけるための方便だったようだ。何をするのか見られたくなかったのか?どこまで最初から計画していたのかは分からないが、こいつは最終的にフォートで権力を握ることに成功した。そしてバクスターの件は忘れろと言う。頭が切れるようだがどこか怪しい。何かを企んでいそうな感じだ。
挑発伝説
娯楽地区にある娼館に立ち寄った。決していかがわしい何かを期待していたわけではない。俺は戦いに役立つものを得られないか常日頃から様々な場所を調査しているのだ。
この娼館を取り仕切っている娼婦だろうか、シンディーという女性からある頼み事を持ち掛けられた。それはアイアン・マディソンという女が”所有”しているリアムという男の救出だった。アイアン・マディソンは気に入った男を捕らえ強制的に夫としているが、その実態は奴隷のように扱い、用済みになった夫を次々と殺処分しているとのこと。ヤバすぎるぞその女…。シンディーにリアムとの関係性を尋ねるも彼女は口をつぐむ。救出方法については、アイアン・マディソンの死のみが唯一リアムが逃れられる方法だと言うが、公然と剣を抜いては俺が逮捕されてしまう。そこでシンディーはアイアン・マディソンを挑発してからの正統防衛を提案。それなら俺が犯罪を犯したことにはならないだろう。俺は報酬の支払いを約束させた。
アイアン・マディソンは周囲を檻や髑髏に囲まれた悪趣味なエリアに居座っていた。俺はアイアン・マディソンを挑発。
俺「お前評判めっちゃ悪いな」
ア「誰だそんなこと言っているのは」
俺「お前なんかに教えてあげない」
ア「お前の全身の骨折ってやろうか」
計画通り易々と挑発に乗ったアイアン・マディソンをボウガンで返り討ちにする俺。アイアン・マディソンが死んだので、すでに自由の身であることをリアムに知らせた。
リアムは、これでシンディーと共にいられる!と大喜びして走り去った。2人は恋仲だったようだ。
シンディーにも報告し謝礼をもらう。その後2人は無事再会できた。
スクラップの行方
ウィリアムからの区画管理者の問題解決の依頼、最後の1人となるマッド・ボブの元へ。こいつは部下にフォート外の廃墟でスクラップを発掘させている。スクラップは資材に使えるのはもちろんのこと、テクノロジーが備わっていれば大きな戦力にもなるしクレリックに売ることもできる。スクラップ供給とはフォートの利益を生み出す重要な任務なのだ。ちなみに本人の前で”マッド・ボブ“と呼ぶとキレ出す面倒くさい奴でもある。本人に対しては”スクラップバロン”と呼ばなければいけないことになっている。恰好いいとでも思っているのだろうか…。まぁ俺はかまわず”マッド・ボブ“と呼ぶが。
マッド・ボブは、南の島にある廃墟へ送り込ませたスクラップ回収員達からの配送が届かないので、何が起きているのか調査してきてほしいようだ。まずはその島を目指すことに。
島を目指す道中、その島へと続く大きな橋が架けられている辺りで居眠りしているアウトローを発見。おそらくこいつが例のスクラップ回収員だろう。イーサンという名のこの男によると、スクラップは現在マッド・ボブではない新たな”ボス”の元へ運んでいると言う。もちろんマッド・ボブにバレたらただでは済まないと分かっているようだが、今はその”ボス”に逆らえない状態のようだ。”ボス”は島にいるらしく、それ以上のことは話せないとのこと。真相を知るには島に行く必要がある。旧文明の工場跡が立ち並ぶ島に到着すると、なんとクレリックが大規模な拠点を構えていた。拠点のあちこちにはスクラップが山積みとなっており、アウトローのスクラップ回収員達がクレリックの拠点の中で働いているではないか。
一体どういうことか、ここの責任者と思われるクレリック ボルクマーというハゲに話を聞く。俺がどの派閥にも所属していないことを伝えるとベラベラ喋りだした。わざわざクレリックの本拠地から遠く離れたこの島でスクラップを回収しているのには2つの目的があり、ひとつはクレリックの兵器の原材料として、もう一つはアウトローのスクラップ供給源を絶つためだと言う。
俺は、マッド・ボブはスクラップが届かないことに気づいているため、遅かれ早かれここで行われていることはバレるぞ、と忠告。ボルクマーもアウトローとの前面衝突は避けたいようだ。そこでボルクマーから、マッド・ボブの疑念を消すため、これからは適量のスクラップをフォートにも送るという申し出が。
結果的にスクラップはマッド・ボブの元へ届くことになった。ちなみにクレリック達にスクラップ回収員として働かされているアウトロー達は、クレリックによる”提案”と呼ばれる話術のようなものの影響で従順しているようだ。洗脳のようなものだろうか。
その後マッド・ボブに報告。報酬をもらったが、島での件は黙っていることにした。
第10話へ続く
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