GOG.comの「Community wishlist」でユーザーの声を届けよう
GOG.comに設けられている「Community wishlist(コミュニティ ウィッシュリスト)」という機能をご存知でしょうか?知らないユーザーにはぜひとも触れていただきたいと思える機能です。今回はこのコミュニティ ウィッシュリストをご紹介。
コミュニティ ウィッシュリストとは?
コミュニティ ウィッシュリストとは、ユーザーがGOG.comに対しての「要望」を提案、議論し、そして投票を行うシステムです。
まずはコミュニティ ウィッシュリストのページへの行き方。
コミュニティ ウィッシュリストのページ上部を見ると「要望」は現在、以下の4つのカテゴリに分類されています。
- Games:GOG.comで配信してほしいゲーム
- Movies:GOG.comで配信してほしい映画・動画
- Features:GOG.comで実装、改善してほしい要素
- Galaxy:Galaxyクライアントについての要望
なお各カテゴリページ左側のplease add your wishから要望項目を作成できます。
ページの見方
気になる項目があったらクリックしてみましょう。ページの見方を説明。
- 投票ボタンです。クリックしたユーザーの一票がこの要望に加わります。この図だと26008票集めているので期待値の大きさが見て取れます。
- この要望の現在の進捗状況が表示されます。この図だと「completed」となっているので要望が達成されていることを表しています。実際にTES3:Morrowind:GOTYは販売中です。「in progress」と表示されていたら現在進行中ということです。
- コメント欄に書き込めます。この要望についてユーザー間でディスカッションしたり、意見を届けたりといったことができます。
実例
GOGユーザーが一体何を望んでいるのか、コミュニティ ウィッシュリストの実例を見ていきましょう。
GalaxyのLinux版のリリース
こちらは進行中となっておりますがGOGフォーラムやredditにて、あまり優先的に取り組んでいるわけではないことが説明されています。達成するにはしばらく待つ必要があるかもしれません。
マイクロトランザクションの排除
おそらくガチャ課金要素の排除を指しているのでしょう。ビデオゲーム界を取り巻く世界的な問題かつデリケートな問題に発展しています。ゲームメーカー側で実装⇔廃止と変更がなされる実例があるのでGOGによる介入は難しそうです。
ウィッシュリスト内の商品のセール時にメールでのお知らせオプションの実装
達成済み。これは現在では当たり前の機能になっていますね。
Warcraftシリーズのリリース
希望者は多いですがこれは難しそうですね。Blizzardは他社プラットフォームでのPC版の販売はしていません。これに限らずゲームリリースの要望は他社の協力が不可欠なのでほとんど通ってないのが現状のようです。
※追記 2019年7月 GOG.comでWarcraft1&2がリリースされました。すごいよGOG。
バイオハザードシリーズのリリース
日本のメーカーはGOGでのリリースはかなり消極的に見えますのでこれも難しそうです。
DRMフリーをずっと続けてほしい
これは安心していいでしょう!
Community wishlistの紹介は以上です。様々な要望が上がっているのでぜひチェックしてみてください。あなたの要望や一票がリリースや新サービスに繋がるかもしれません。